21年産の出資馬はまだ1頭もレースで走っていませんが、
走っていない今だからこそ、それぞれの出資した際の判断基準を備忘録として明記しておいて
23年産の出資基準へフィードバックしたいと思います。
もちろんサンプルとしては少ないので走らなかったから直ちにその基準はダメだと決める訳ではないのですが
何となく出資して何となく競走馬生活を見届けるでは本当に運任せになる気がしますので。
昨日からの残りで今日は京サラさんの2頭。
京サラさんに関しては勘違いから募集時の歩様動画を見られていません。
(サムネから牧場の様子の動画と思って開いてさえいなかったw)
ルーンサフィール
父アドマイヤムーン、母父サクラバクシンオー産駒でスピードがありそうという見込みと
奥村武厩舎の厩舎力を見込んで出資。馬体は悪くはない程度の評価でした。
改めて今の基準で見ると、
血統面はインブリードが微妙で母産駒の成績から評価はCになると思います。
馬体は静止画ではそれなりに筋肉があるので評価C~B。
歩様動画は、踏み込みは普通、飛節のブレは少ないですが、前進気鋭が無いように見えますね
耳の動きからも集中力に欠ける感じで評価はC~Bくらいですね。
現状の出資基準では出資しているかどうか微妙なラインですね。
デビュー前の時点でゲートと体力面で課題が挙げられていますが、
期待していたようなスピード面の話は出たことが無く、そこは血統の力を信じるしかなさそうです。
血統は無視できないけど、血統だけで出資するのは危険というところでしょうか。
元々検討していた馬ですが、ラトレラに出資し損ねて悔しさ紛れに出資を決定したので
以後は出資の際の精神状態は気を付けるようにしました。(この馬に期待していないという意味ではありません)
アドマーニ
ラトレラ出資予定だった分で改めて他の馬を探している中で一口価格と馬体の良さが決め手で出資した馬です。
改めて今の基準で見ても、
血統面は父がマイナー種牡馬で産駒実績は弱いものの、
SSの3x4とノーザンテーストのクロスで一発を期待でき母系も2代母がキストゥヘヴンで筋が通っており、
即尺も牡馬にしては小柄ですが(募集時のサイズではD~Cくらいになります)
出資時ではギリギリ許容範囲というところで評価はBになると思います。
馬体は静止画では筋肉質ですが、トモがやや物足りなく感じるので評価はC~B程度。
歩様動画は、踏み込みがそれなりに深く飛節のブレも少ないように見えますので評価はB~Aくらいでしょうか。
出資後かなりしてから、ちゃんとした募集時の歩様動画があることに気付いて恐る恐る見て
改めてこの馬に出資(しかも複数口で)できていて良かったと思ったのを覚えています。
現状の出資基準でも間違いなく出資している馬です。(ただ募集直後は即尺的に様子見していたかもです)
去勢によってデビューが遅れていますが、とても期待している1頭です。
歩様動画でも耳の動きや尾振りを見ると確かに気性は心配すべきところですが
ステイゴールド系なのでむしろ悍性がある方が良いというのは出資時から今でもそう思っています。
この馬にもいろいろ学べたことが多く、特に気性面というのは難しいと思いますが
今年の出資時には評価ポイントとしてしっかりチェックするように心がけたいです。
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