出資馬の選び方について、よく言われていることですが
最近身をもって感じていることは馬体重と生まれ月と種牡馬の重要性ですね。
まず馬体重ですが、
これは小さすぎてもダメ、大きすぎてもダメで
具体的にはレースに臨む際の馬体重が
牡馬なら460~490kg、牝馬なら450~490kgくらいに収まる馬を選びたいところです。
募集時にも馬体重情報はあるんですが、成長してレースに出る頃には何kgになっているか
これは結構読みづらいところもあるので馬選びを難しくしている要因かなと思います。
ちなみに基準より大きい馬は仕上がり遅れや故障が多く、スピード不足な馬が多い印象です。
逆に小さい馬はレースや調教での消耗が激しく、レースを十分に使えなかったり乗り込みも強くできず
結果、体力不足やパワー不足でレースで勝負にならない馬が多い印象です。
次に生まれ月ですが、募集時からの馬体重の増え方に関連してくるところで
やはり3月以前の早生まれの馬が馬体重や外厩先での乗り込み強度において優位という印象です。
ただ遅生まれの馬が全然ダメなわけではなく、4~5月上旬くらいまでの馬でも
十分渡り合えている馬も居ますので生まれ月だけでNGとまでは行かないと思っています。
私が1年目で失敗したのは遅生まれの方が成長力に富むみたいなイメージで
クラシックをパスするなら遅生まれでもOKみたいな考えで選んだことでした(それは流石に甘過ぎました)。
やはりなるべく早期デビューをして勝利や経験のためのレース数(=試行回数)を増やすことが重要ですね。
よほど抜けた能力がない限り少ないレース数で結果を出すというのは時の運もある勝負事においては難しいと思います。
さらに言えばクラシックをパスしたところで、あっという間に未勝利戦も終わってしまい
馬の成長を待ってくれないでファンド終了というのが現実的な流れだと感じました。
最後に種牡馬ですが、種牡馬も含めて血統というのはその馬のポテンシャル、可能性というイメージで最近は見ています。
種牡馬と繁殖牝馬の産駒への能力の遺伝は種牡馬や繁殖牝馬によってもちろん差はありますが一般的には五分五分と見て良いと思います。
ですが(リーディング上位の)種牡馬と繁殖牝馬では産駒数の差が全然違いますので、
産駒数の多い種牡馬の方が1年目産駒が2年目を迎える頃には傾向などがはっきりと見て取れると思います(もちろん2年目で大きく変わる種牡馬も居ます)。
なのでその馬のポテンシャル、可能性は父の種牡馬で見るのが手っ取り早いのかなと思います。
現状1勝だけの身なのでどうこう言えませんが、勝ち上がり自体はどんな種牡馬の産駒でもチャンスはある印象です。
それが1勝クラス、2勝クラス、その先となるにつれ、
やはり種牡馬リーディングが上位の産駒でないと頭打ちになっているように見えます。
新種牡馬については募集時には分からないのでまさにギャンブルですが
既に実績のある種牡馬に関してはリーディング上位の種牡馬の産駒であることが
一口始めた頃より最近は重要であると改めて気付かされました。
まあリーディング上位の種牡馬の産駒は募集額も高いんですがw
募集額が高いけど種牡馬は中堅みたいな募集馬は避けた方が良いなと思っています。
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