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逃げ場所としての

博物館自主見学レポート

2010-10-04 | 学芸員課程
が返ってきた。
評価欄に○がついていたので合格…だと思う。その赤丸が殴り書きみたいなでかい○なのでなんかちょっと不安。。笑 合格だけどもっと頑張れよってかんじ?まあ深い意味はないですかね…

レポートの展示の形態の項目で、赤で○がついていた部分と、「代表例をアップする」と書かれていた部分が一個所ずつあった。
写真がダメな館のレポートで例を挙げる場合は、文章を補足する為に絵を描くしかないけど、記憶が曖昧すぎて、、適当な絵で誤魔化しておいたら突っ込まれた。。うーん…

博物館の見学もお盆の時期にまとめて3館行ったし、このレポも実質3日間程度で仕上げたし、、
なんか出来が小・中学生の夏休みの自由課題みたいなかんじだった…(って書くと小・中学生にも失礼かも)
みんなものすごくよくできたやつとか書いてるんだろうな、、
恥ずかしい…


マン島の切手

2010-10-01 | 切手
なんだか急に、切手を集めだした…
自分が集めているのはとある絵柄というかジャンルに限ってですが。

これはマン島の切手。



(上)Rex Manniae et Insularum「マン島の王」
(下)Quocunque Jeceris Stabit「どのように投げられても私はきちんと立てる」
=マン島のシンボル三脚巴  

*マン島はケルト神話(アイルランド)の海神マナナン・マク・リール神(ウェールズではマナウィダンと同一視、しかし性質は異なる)に因んだ名前。マナナン神はティル・ナ・ノグを治めており、ダナン神族(アイルランドの神族)より古い神に属す。マナナン神は三脚だったともいわれていて、このシンボルはそこに由来しているようです。(諸説あり)




<歴史>
 

マン島(Ellan Vannin)は、ブリテン島とアイルランド島の中間、アイリッシュ海上に位置する小さな島です。もともとはケルト系住民がいましたが、ブリテン・アイルランドの両島がバイキング勢に来寇されるようになると、マン島もバイキングに来襲され、ノルマンバイキングの前哨拠点になりました。11Cには本格的なノルマン系王国が建国されます。この頃のマン島支配者はオークニー、シェットランド、ヘブリディーズ諸島も含めた地域の王でもありました。11Cになると強国のノルウェイ王がその支配を兼ねました。その後、13C中葉にはスコットランド王国に割譲され、イングランド王とスコットランド王の交互支配が続きます。

14Cイングランド王エドワード3世時代にはイングランド領となり、イングランド王臣下に統治が委ねられ、15C初には「将来に渡って」イングランド王家の所領と認められます。バラ戦争の功績によりダービー伯となるトマス・スタンリー(ヘンリー7世の義理の父)を輩出することになるスタンリー家が代々マン島の領主を兼ねました。

トマス・スタンリー2世伯の時代、「King of Mann」の称号は廃され「Lord of Mann」の肩書になります。しかし公式文書では、「Rex Manniae et Insularum」(=「King of Mann and Isles」)の称号は使われ続けました。
1765年、マン島は王室付属地(自治権を持った英国王室属領)となり、ダービー伯はその称号を手放しました。今日のマン島の領主にあたるのはエリザベス2世女王になります。


マン島はたしか「きかんしゃトーマス」の舞台というか着想の地となっているんですよね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%BC%E5%B3%B6 きかんしゃトーマス読んでみようかな…

ハイビジョン特集「発掘!古代トラキア人の謎~消えた黄金文明~」

2010-09-27 | TV
9/25(土)
 20:00~ BShi
タイトルが大袈裟だったけど、、
でも考古学を専攻する学生たちが発掘に取り組む姿に焦点を充ていてなんか好感の持てる内容だった。

彼らが掘っていたのは、ブルガリア北東部にいたトラキア人部族のひとつ、ゲタイ族の墓

古代ギリシア・ローマの史料において、ゲタイはしばしば「霊魂の不滅を信じているゲタイ」、「不死を自称するゲタイ」と記される。それは彼らが信仰している宗教によるものである。 ゲタイ~wikipediaより


墓から火を燃やした祭壇(エスハラ)の遺構が出てきました。


それに関連して、、トラキア人と魂の不滅


おもしろい…

ん?この記事を書いたDiana Gergovaって、番組で生徒たちを指導していたディアナ・ゲルゴヴァさんではないですか?ほーーー!

古代オリエント博物館にて
・2011年1月15日(土)~2月13日(日)
 ・クローズアップ展示
 「ブルガリアの歴史と文化」

がやるそうです。行ってみたいな~~~

博物館学

2010-09-25 | 学芸員課程
博物館概論と各論が全然進まない。
でもどうしても今年度中に合格したいから頑張る。。
明日は実習… 朝9時に集合ってけっこうつらい。
 

テレ東 開局45周年記念番組

2010-09-24 | TV
テレ東の開局45周年記念番組「封印された三蔵法師の謎 ~シルクロード30,000キロに挑んだ男」は途中まで見た…
楽しみにしていたのにちょっと長くてだるだるに感じた。。
あと、つよぽんの嘘くさいナビゲーターっぷりと、松坂慶子さんの脱力ナレーション、、
それで見るのをやめちゃった。。


イシク・クル湖でダイブして見つかった遺物ってなんか怪しくないかと…
あらかじめ見つかっていたやつを番組で発見したみたいに仕込んだんじゃ…
って思ってしまった。。。。


番組ではアスターナ古墳から見つかった、高昌国の将軍張雄のミイラが履いていた紙製の靴が出てきましたが…この時代、官庁文書は一定の年数が経つと寺院や民間に払い下げられ、裏面が再利用された後、墓の副葬品の材料などに使用されることがあった。とのこと、、

当時は大変貴重な存在だったとはいえ、、
墓の副葬品に紙を使用するのはこの地域特有の文化なんでしょうか。
それとも残っているのは乾燥したこの地域ゆえで、
他の地域でも埋葬品の素材に紙を使用していたけど後世には残らなかったのかな…




参考までに…

大谷探検隊がアスターナ古墳群から発掘した紙の青龍/8C以降