山田洋次監督の最新作「小さいおうち」(1月25日公開)の宣伝プロデューサーを務める、ポセイドン DVD配給大手・松竹の村松瑛里子氏と宣伝担当の本橋彩氏、生田怜子氏がこのほど、同作のPRのため東京・恵比寿の映画.com編集部を割烹着姿で訪問した。
村松氏は、入社8年目の29歳。関西学院大学在学中は古典芸能研究部の部長だった才媛で、宣伝プロデューサーとして今回がデビュー作だ。製作が発表された2012年11月から1年以上も今作にかかわったことになり、「『東京家族』にも宣伝担当として関わらせていただきましたが、私のような小娘には不安といたらなさの毎日でした。監督のおっしゃった言葉をヒントとしてキャッチし、どう世に届けるかを考え続けた日々でした」と述懐する。
「東京家族」の宣伝も担当した本橋氏は、「作品、監督に対する思いが明確で、すごくやりやすいチームです。特に20代の女性にとって、見た後に『何だ、この作品は?』という思いとともに、自分の考えを誰かにしゃべりたくなる作品になりました」と胸を張る。生田氏は、完成した作品を見終わった後、深夜だったのにも関わらず興奮して村松氏にメールを送信してしまったと明かす。若き宣伝プロデューサーに対しても、「すごく誠実なんです。山田監督作には、その誠実さが大事。監督とお話をするときも、分からないことをごまかすのではなく、まっすぐに寄り添っているんです」と目を輝かす。
今作のキーワードは「ひみつ」。村松氏は、「2つの意味があるんです。“秘めた恋”と“60年も背負い抱え続けた真実”。秘密の先にあるものを楽しんでいただけたら」と言葉に力を込める。作品のテイストは、従来の山田監督作とは異なると語り「私たちのような世代を含む、新しい層の皆さまにもぜひご覧いただきたい。ただ、山田作品をこれまで愛してくださって方々をがっかりさせるような作品にはなっていません」と真摯に話した。
「小さいおうち」は、中島京子氏が第143回直木賞を受賞した同名小説が原作で、山田監督が初めて手がけるラブロマンス作。東京の赤い三角屋根の“小さいおうち”を舞台に、山形から上京し住み込みで働くことになったタキ(黒木華)が、奥さま(松たか子)の見に起こる淡い恋愛事件を目撃し、その秘密が60年以上の時を経た現代になってひも解かれていく姿を描く。
村松氏は、入社8年目の29歳。関西学院大学在学中は古典芸能研究部の部長だった才媛で、宣伝プロデューサーとして今回がデビュー作だ。製作が発表された2012年11月から1年以上も今作にかかわったことになり、「『東京家族』にも宣伝担当として関わらせていただきましたが、私のような小娘には不安といたらなさの毎日でした。監督のおっしゃった言葉をヒントとしてキャッチし、どう世に届けるかを考え続けた日々でした」と述懐する。
「東京家族」の宣伝も担当した本橋氏は、「作品、監督に対する思いが明確で、すごくやりやすいチームです。特に20代の女性にとって、見た後に『何だ、この作品は?』という思いとともに、自分の考えを誰かにしゃべりたくなる作品になりました」と胸を張る。生田氏は、完成した作品を見終わった後、深夜だったのにも関わらず興奮して村松氏にメールを送信してしまったと明かす。若き宣伝プロデューサーに対しても、「すごく誠実なんです。山田監督作には、その誠実さが大事。監督とお話をするときも、分からないことをごまかすのではなく、まっすぐに寄り添っているんです」と目を輝かす。
今作のキーワードは「ひみつ」。村松氏は、「2つの意味があるんです。“秘めた恋”と“60年も背負い抱え続けた真実”。秘密の先にあるものを楽しんでいただけたら」と言葉に力を込める。作品のテイストは、従来の山田監督作とは異なると語り「私たちのような世代を含む、新しい層の皆さまにもぜひご覧いただきたい。ただ、山田作品をこれまで愛してくださって方々をがっかりさせるような作品にはなっていません」と真摯に話した。
「小さいおうち」は、中島京子氏が第143回直木賞を受賞した同名小説が原作で、山田監督が初めて手がけるラブロマンス作。東京の赤い三角屋根の“小さいおうち”を舞台に、山形から上京し住み込みで働くことになったタキ(黒木華)が、奥さま(松たか子)の見に起こる淡い恋愛事件を目撃し、その秘密が60年以上の時を経た現代になってひも解かれていく姿を描く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます