もうトラウマです

今週はヤリイカに行く予定だったのですが、急遽中止となってしまいました。

初のヤリイカ釣りなので、楽しみにしていたのですが、中止になってもそれほど残念
な気がしなかった。それは、昔のイカ釣りの嫌な思い出でがあるからです。

２回ほど、同じ船宿での仕立て船で、スルメイカ釣りに行ったときの出来事。
船長も右舷のオオドモで釣りをするらしく、準備をしていたのですが、みななぜか
船長の横に行きたがらない。
当然ながら、なにも知らない初心者の私が船長の横に座らされました。

「もしかして、ものすごくうるさい船長なのかな？」

と、私はびくびくしていましたが、どうもそうではないようです。

ところが、釣り道具を見てみると、いや、釣り道具ではありません。なんと、イカ漁
に使う道具で漁を始めるではありませんか。

そのときには、「ごっつい道具だな」くらいに思っていましたが、しばらくして、みなが
座らないな理由がようやく判明しました。
船長の仕掛けに、しょっちゅうオマツリするのです。こっちは１００号ちょっとなのに、
向こうは３００号以上のものを使っているにで、当然の結果です。

し・か・も！　オマツリすると、私の仕掛けを容赦なくブチブチと切りまくります。さらに
切った仕掛けをその辺に置くので、それを集めて仕掛けを作りなおすのが大変！

もう釣りどころではありませんでした。

２回目は、違う席に逃げたのですが、船長に「開いてるから、ここに座って」と、隣の
席へ。
結果は、わずか１時間で、用意していたイカ仕掛け２セットがボロボロに・・・されま
した。

さすがに、やる気がなくなり、終了時間までミヨシでふて寝しました。

あとで聞いたところによると、船長が「やる気のないのがいて困る」ようなことをいって
いたらしい。やる気を無くさせたのは、だれかも気づかずに。

ただし、この船長が釣ったイカは、みんなに配るためのものなので、船長も一生
懸命釣ってくれているので、あまり文句をいうことは出来ません。
しかも、船を下りて船長の自宅でお話をすると、たいへんやさしい船長なのです。
本当に、これさえなければね。という船宿でした。

私たちは、釣りをしたいのであって、釣果を貰うために行くのではないことは理解し
て欲しいですよね。

以後、イカ釣りに行くと、必ずこのいや～な思い出がよぎります。もうトラウマになって
いるのでしょうね。

イカの沖干しが大好きな、私にとっては厄介なトラウマです。



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