「しつこく」新×3もろもろ日記

今になって夫が「進撃の巨人」に興味を持ち始めました^^

東野圭吾氏のエッセイ本

2011年04月28日 | その他モロモロ
先日「BOOK OFF」で東野圭吾氏のエッセイ本を見つけた。
この人の作品は「手紙」「赤い指」などを読んだけれど
エッセイも出してたんだ。
しかもタイトルは「あの頃ぼくらはアホでした」

こりゃ面白そうだぞ!と早速購入。
東野さんが大阪出身とは知らなかったけど、
思えば「ひがしの」という苗字はこの地方に多いのだ。
(東野幸治・東野博昭←放送作家 など)

ここまでさらけ出してくれるのか!という内容で
予想以上に楽しめました。

大阪の下町で生まれた作者は地元でも有名な不良の多い中学へ。
とは言え本人は「ごく普通の生徒」だったんだけど
高校、スポーツ推薦が決まりそうな悪い子のために
一科目でも0点とったらあかんねん!と泣きが入ったので
どうやったら0点が回避できるかを友達と一緒に対策を練る。
この対策の数々が「な~るほど!」と思わずひざを打つ内容で。

不良連中は学ランの裏にスパナをしのばせてたとか
シモネタも全開で(笑)すごい中学やなぁと思うんだけど
なぜかほのぼのとして微笑ましく読み進める。

お小遣いが足りなかった高校時代、参考書代と親から
もらったお金をデート代にあてて、参考書はパクったとか(^^;
時効かもしらんけど、有名な作家さんがそんなことまで。
(本人ではないと否定しつつも、所々バラしてます)

実は本嫌いだったというのも意外。お母さんが「次郎物語」や
伝記を読ませようとしたけれど、「つまらなく」「暗い」ので
ほとんど読めなかったとか。(次郎物語は父のすすめで私も
読んだけど確かに明るい話ではない)

お姉さんが当時夢中になっていた江戸川乱歩を借りることで
「推理小説」の面白さに目覚めたんだそうです。
そこから自分でも小説を書いたり文化祭でクラスで
つくった映画の脚本を担当するように・・

大学は理系に進んだものの自分が「エセ理系人間」だったと。
私は超文系ゆえ、「すごいな~理系の人って」と
常日頃思うのだけど、理系の中でも「真性」と「エセ」があり。
他の友達と「理系でやっていける人間って一握りやな」と
語り合ったとか。。いや、ホッとしました(笑)

懐かしかったのは「ねるとん紅鯨団」のルーツが「ラブ・アタック」
にあったんじゃないかって話。私はこの番組見ていた記憶
あるけど関西ローカルでしょか?ノックさんと上岡さん出てまして。
「かぐや姫」と呼ばれる女性にアタックするべく、
大勢の男性がいろんなゲームをクリアして最後に残った
1人が彼女に告白できるというものでした。

テーマソングはキダ・タロー、そう!なにわのモーツアルトです♪

と、またもやとりとめない話ですが、作家・東野圭吾氏
を知るにはいい一冊だと思いました。


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2 コメント

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そうですか! (のら)
2011-04-29 15:13:18
日曜の朝10時ぐらいだった気がするんですが、私は札幌で見てたのか?兵庫で見てたのか?記憶があいまいで(^^;あのテーマソングもインパクトありましたね!

日曜日で思い出したけど、「アタック25」児玉さんお休み中ですね。ずいぶんお顔がやせたなぁと気になってたんで・・心配です。

東野さんはあまりにも売れっ子で、本屋さんで本を見ても「映画(ドラマ)化になるかも・・」と思ってかえって買わないんですけど、すごいですよね~。代表作ばかり。読みやすくわかりやすい作品を書く方なんだろうなと思っていましたが、なかには難解なものもあるんですね。
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ラブ・アタック (るど)
2011-04-29 00:35:00
九州(福岡)でもやってましたよ(^^)
昔はあの手の番組多かったですね。
懐かしいな。

東野さんは超売れっ子ですねー!
次男坊のお気に入り作家です。
「誰が彼女を殺したか?」という本を借りて読んだけど、よくわからなかった^^;
ガリレオシリーズとは違って難解だったなぁ。
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