柳に風

久しぶりの仕事ネタです。（そうでもないか？）
新しいプロジェクト担当になったこともあり、毎日の様に見知らぬ人達と顔合わせして、仕事をする機会が多々あります。他関係者の方々は周知の仲なので、見知らぬ顔と思われているのは私の方なんだと思うんですけどね（笑）。当然、周知の仲で仕事を進めている世界なので、そこには新参者の私から見れば不思議な暗黙の仕事の進め方のようなものがあるのです。どちらかと言うと、多種多様の部門で仕事をしてきた私の方が客観的な目付きを持っていると思うので、おかしいなと思えば指摘はするようにしています。それでも普通は、これが当たり前と思っている人達にはそれなりの理由（言い訳）があるので、指摘したところで変わったりしません。
ここが私が私自身で変わったなあと思うところなのですが「ま、いっか。」と思える様になってきたのです。大きな話からすれば手段系の話はどうでも良いことであって、多少の効率性が落ちたところで関係者のマインドが揃っている方が良いこともあると思えるようになったのです。右でも左でも良いことには鷹揚になってきたというんでしょうか、根底には最後の重要部分は自分で捩じ込むつもりがあるからなのですが、それにしても鷹揚になりました。
こうして進めると、案外仕事も先に進むし（多少の間違いはあっても）、結果が出れば修正だってしやすいんですよね。そもそも、責任感を放棄しているので気持ちが楽チンだし、人前で虚構を張る必要もなくなるので判らない事が判らないと平気で言えるようになりました。これって、新入社員に毛が生えた頃の気分と態度なんですよね、知的好奇心にだけ突き動かされて行動してて、それ以外に興味が無い（責任感が無い）と言う。実際にはプロジェクト担当として、最後には纏め上げなければいけない責任感もあるのですが、それが余裕で出来るだろうと言う、やった事も無いのに変な自信があるのです。う～ん、危険の感知度が低下してるのかしら（笑）。

と言うことで、本当に仕事は毎日楽しく過ごしてます。
自分が楽しいと周りも楽しいんでしょうね、私の周りに人が集まってくるようになった気がします。色々あるけど、楽しいのが一番ですね。