専門性を身につけるための情報

仕事で困らないために軽くお勉強

介護業務に役立つ便利グッズ

2021-08-17 09:35:27 | 日記
介護業務を行う際、仕事がスムーズに進むと多くの介護士が活用している便利グッズがあります。

まず、ウェアラブルメモと呼ばれるアームバンドタイプのメモ。このメモを腕に巻いておくことで、急な情報を書き込むときに手の甲に書いたり、メモ帳を取り出すことなくサッと書き込めます。

次に、ナースウォッチです。文字盤が逆さになっているので、クリップでポケットに挟んでおくと、腕時計をつけずに済みます。

知っておきたい介護用品のこと

2020-12-24 09:52:15 | 日記

介護をするときには、介護用品の知識も必要です。介護を受ける高齢者が、現在どの程度自分の身の回りのことをできるかで、用意すべきアイテムは変わるため、ここでは介護用品についてお話しましょう。

まず、軽い手助けがあれば自力で歩ける方の場合は、歩行補助杖を提案してみることをおすすめします。転倒すると危険だからとすぐに車椅子を利用するようなことは避けましょう。ただし、寝たきりになっている方の場合は、介護する方もされる方も負担を軽くする必要があるので、介護用ベッドのような大型のものも適宜導入を検討するべきでしょう。

ちなみに、介護用品の中には介護保険が適用されるものも多いので、すぐに購入しないほうが良いかもしれません。介護保険が適用されれば、同年度内で10万円を上限に購入費の7割から9割が戻ってきます。また、レンタルの場合は、1ヶ月のレンタル料のうち1割~3割の自己負担で済むので、きちんとリサーチをしてください。介護用品の購入やレンタルで介護保険を適用する場合は、1つ1つに細かい決まりがあるため、注意しましょう。

レンタルでは要介護度に関係なく適用される介護用品と要介護2以上でなければ適用されない介護用品の2種類があります。しかも、レンタルする場合、機能や構造などに決まりがあるため、ケアマネージャーに相談して、必要なものを吟味し、利用者の自己負担をなるべく軽くして揃えることがポイントになります。


ケアプラン作成と実施に関する介護用語

2020-02-20 13:43:32 | 日記
介護を行うには、要介護者の実情を適確に把握して最適の介護方法を選択しなければなりません。要介護者や要支援者の支援計画を作成するプロセスには、様々な介護用語が登場します。要介護者や要支援者の介護サービス計画は「ケアプラン」と呼ばれ、「ケアマネージャー(介護支援専門員)」が作成します。ケアプランを作成する前に、まず要介護者や要支援者と面接して聴き取りを行って実情を把握しなければなりません。

要介護者や要支援者との初回面接または受理面接を「インテーク」と言います。インテークの後、ケアマネジャーは「アセスメント」を行います。アセスメントとは、利用者の心身の状況を分析して課題を明確にする事前評価を指します。アセスメント作成の際には、ケアマネジャー単独の判断に任せるのではなく、医師や看護師などの医療従事者からサービス事業者や介護福祉士といった福祉関係者まで、介護に関わる専門家と協議しなければなりません。

こうした協議の場を「ケースカンファレンス」と言います。単に「カンファレンス」と略してしまうこともあれば、「ケース検討会議」と呼ぶこともあります。そして、アセスメント作成は主観に基づかず、客観的な根拠により利用者に最適なケアプランが考案されるように評価することが必要だと言えるでしょう。この場合に求められる根拠や証拠は、「エビデンス」と呼ばれています。こうして、エビデンスに基づくアセスメントが行われケアプランが実行されたら、「モニタリング(実施評価)」を実施します。モニタリングとは、ケアプランの実効性やサービス計画の運営実態を検証するなど、介護の実態を事後的に評価することです。

仕事をスムーズに進めるためにも介護用語をチェックしておきましょう>>>http://nursing-terminology.com