今から千年以上昔、この世にお正月飾りらしきものが生まれた頃、
原型は豊穣豊作を願った農民たちの間から生まれた稲の藁で作られた“しめ縄”をベースにした
「お正月飾り」が主流であったと思われます。(リース型の出現は昭和時代です)
一方、門松の元になった、「縄」を使わない「根引き松」をベースにした
ものも考え出されました。
武士経由と農民経由、または地域の差でデザインが異なるように思えます。
それらのベースに飾り付けるものとして「松」「竹」「梅」があります。
それぞれを漢方的観点や花言葉的な考えから、「病を治す」とか「病気平癒」などがありますが
「松竹梅」を三つ合わせて「無病息災」となります。この言葉は元々インド医学の考えの中から
生まれたもので、それが中国に渡り、その後我が国に入ってきました。
現在では新年からの1年を「無病息災」に過ごせるようにとの意味合いが強くなっています。
そして、更にさらに時は経ち、オシャレ度に焦点を合わせた自由な「お正月飾り」が生まれています。
決してお料理屋さんのメニューのランキングから生まれたものではありません。💦
こちら以外の「お正月飾り」はこちらをご覧ください。
複数種類の松をベースに、竹と梅をあしらっています。長さ42㎝。
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アートフラワーってどんなお花?
簡単にいうと「造花」のことですが、
英語では「アーティフィシャル・フラワー」(artificial flower)といいます。
最近よく「AI」(エーアイ)という言葉を耳することが多いと思いますが、
「AI」とはアーティフィシャル・インテリジェンス(artificial intelligence)の略になります。
「アーティフィシャル」は「人工」、「インテリジェンス」は知能・知性・理知・知恵。
この中から選ぶと「人工知能」ということになります。
「アーティフィシャル・フラワー」は「人工」の「花」、つまり「造花」
ということになりますが、日本語の「造花」はあまりおしゃれなイメージでは
ありません。(個人的感想?)
想いは同じだったのか、今から70数年以上前に、
手作りの造花を考案された飯田深雪さんが「アートフラワー」という名前を
考え出しました。現在では機械化も進み、量産できる海外ものが中心になり、
「アートフラワー」という名前も自由に使えるようになりました。
マーガレットハウスは飯田深雪門下出身だったので、「アートフラワー」と
いう呼び方を選びました。材質は主に布で、それを染めて作り、長い年月と共に
ポリエステル・ポリエチレン・ウレタンなども取り入れながら現在に至ります。
他に「布花」「染花」とも呼ばれることもあります。
「造花」=「アートフラワー」=「アーティフィシャル・フラワー」=「布花」=「染花」
で良いと思います。(※それらが手作りであるかどうかの問題はありますが)
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各ページのリニューアルが完成しています。見ごたえがあると思います。
よろしくお願い申し上げます。
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