有名なブラザー工業のタッピングセンター。
今は「コンパクトマシニングセンタ」にカテゴリアップしているのをご存知でしょうか?
元々ブラザーのタッピングセンターは、高い剛性とモータの高い応答性を追求していました。
お客様の要望も30番でコンパクトだけど剛性があって早い。
こういうポジションを要望されていたんでしょうね。
地道なバージョンアップの結果、タッピングセンターでは収まりきらない
高い実力をもった機械が完成しました。
それがコンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO/スピーディオ」シリーズです。
これ、単に名前が変わっただけではないんです。
コンパクトマシニングセンタとカテゴリを変えるには、性能基準や出荷検査がより厳しくなります。
高い能力の証明なんですね。
さてNCCマシナリーではこの3月は機械の納入ラッシュ。
新品の機械も良く売れました。
特にこの「SPEEDIO/スピーディオ」は“短納期”という武器もあり、
期末に間に合う機械としてご選定頂くケースが多かったですね。
30番クラスの機械で言うと、やはりファナックさんが強いのですが、
「SPEEDIO/スピーディオ」は指名買いのお客様が多いのが特徴。
タクトにシビアな自動車関係やIT関連のお客様で良く使われています。
(最近ではロボドリルとスピーディオが仲良く並んでいる光景も良く見ます)
またブラザーさんの機械の場合、制御装置の使い勝手を気にされる方がおられます。
が、結論から言うとファナック制御と比べて違和感はありません。
ブラザーの制御装置は自社開発。機電一体という強みがありますが、
インターフェースは競合を徹底的に研究しました!と言っていたような(笑)
ショートカットキーなんかもあって便利です。
さてその「SPEEDIO/スピーディオ」。
機械のラインアップでエッジが立ってるなぁと思うのは・・・
■ 大きいワークを30番で加工したい方に!「S1000 X1」
テーブル:1100×500mm、移動量:1000×500mm
30番タイプの世界を広げる大きな加工範囲を持っています。
加工的には30番で十分なんだけど、部品は大きいんだよね。
設備投資を抑えたいな、という方に最適です。
■即納機あり 「S500 X1」
テーブル:600×400mm、移動量:500×400×300mm
主軸回転速度:10,000rpm
機械的な特徴はさておき、在庫があるため即納機があります。
(標準仕様に限ります)
正確にはお問い合わせが必要ですが、期末に間に合うかも?
■工具交換装置22本!「R450X1」
テーブル:600×300mm 移動量:450×320×305mm
パレットチェンジャー標準搭載仕様、ATC:22本
30番タイプの機械は基本的に時計のようなタレット式。
工具本数を増やそうとすると、機械ごと大型化せざるを得ません。
しかしこのR450。工具交換装置が主軸コラムの周りを
クルクルと回るような構造を採用。
これによりコンパクトな機体で、工程集約が実現しました。
大手ユーザー様に採用されている機械です。
タイムリーな話題で言えば、即納可能な「S500 X1」ですかね。
工作機械はあまり在庫をしないのが慣例ですが、
一括償却の優遇を受ける需要を見越しての在庫だそうです。
都度確認は必要ですが、標準品ならまだ即納機があります。
(2016年3月9日現在)
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