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ずぼらキャンピング!

快適、冬キャン!その3「テント」

冬キャンに向いているテントとは?

人気なのはサーカスTCに代表される、ポリコットン素材の幕です。

何故冬キャン向きなのかというと、テント内で暖房器具を使った場合に発生する結露を吸収してくれるからです(テント内に結露が滴ってこない)。

しかし!

ただでさえ重たいTC素材の幕が、結露を吸ってさらに重くなるとか、しっかり乾かさないとカビるとか…ずぼら的には面倒です。

そして、よく「スカート付のテントなので、冬でも使えます」って雑誌等で見ますが、スカートがあろうが無かろうが、冬のテント内は寒いです。

冷気はほんの少しの隙間からでも遠慮なく進入してくるので、スカート付のテントでも外気温=内気温であることに変わりありません。風の進入は多少防いでくれるかもしれませんが、「冷気を防ぐ」という意味では気休め程度です。
しかも、スカートは夜露で濡れて水が溜まるとドロドロになりますし、あっても寒いなら、むしろ無い方が良いくらいです。
「あんなの飾りです。えらい人にはそれがわからんのです」(ロボット整備士)

ちなみに、テント内の気密性を高めれば、かえって結露は発生しやすくなります。

つまり!

「冷気を防ぐ」事と「結露を抑える」事は相反しているわけです。

致し方なく、テント内側に除湿シートを貼りまくる方もいらっしゃいますが。

この「冬のテント内問題」の解決策は次回に紹介させて頂くとして、今回のテーマは「テント」なので、結論から申しますと、「インナーをフルクローズできるテント」が正解だと思います。

もちろん、サーカスTC内にフルクローズできるインナーを入れて、カンガルースタイルにしても良いです。

インナーに一ヶ所でも「閉じられないメッシュ」がある、もしくはインナー全てメッシュみたいなテントは冬キャンには不向きです。


インナーをフルクローズ出来れば、少なくとも外気温=内気温では無くなります。それでも寒いのは寒いのですが。

「冬用テント」をお考えの方は、今お使いのテントが世間で言われている「冬キャン向きのテント」より、かえって冬向きかもしれません、というお話でした!

…次回、「暖房器具」

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