気持ちの良いキャンプ場の朝。
爽やかな目覚め。
至福のコーヒーを飲み、軽い朝食を食べ…その後、気の重たくなる撤収が待っていますw
そういえば、撤収についてブログで取り上げた事無かったので、少し触れさせて頂けたらと思います。
キャンプ場で、テキパキと設営される方は多いですが、スマートに撤収される方は少ないです。撤収の早い方はカッコイイです!
というわけで、いかに早く、楽に撤収するか、というのはキャンプのひとつの大きなテーマだと思います!
①物を減らす。

キャンプにこだわり始めると、あれもこれもとキャンプグッズが増えてきて、いつの間にかキャンプ=ちょっとした引っ越しくらいの荷物になります。
そして、その中には「使うと思って持ってきたけど、結局使わない」というものもあります。
また、こだわったが故に必要以上にデカくなるものもあります。例えば、焚き火台を囲むテーブル、薪を置いておくラック、キッチンテーブル…できる限り、荷物が少ない方が、撤収は楽だと思いますが、こだわりも大事です。
毎回、テーマを決めて、持っていくキャンプ用具を絞ってみてはいかがでしょうか?
②テント
撤収の楽なテントとは?
設営が楽なテントは、撤収も楽です。そういう意味ではワンポールテントは楽です。
ただし!
インナーの中にポールを入れるタイプは、結露を拭き取れないので面倒です。
できれば、インナーをぶら下げるタイプが良いです。先にインナーを外して、結露を拭くことが出来ます。
もしくは、インナーを使わず、別のテントのインナーのみ中に入れる、いわゆる「カンガルースタイル」は楽です。
もちろん、そもそもインナーの無いシングルフライのワンタッチテントなんかは、撤収の事を考えたら最高です!ただし、冬は厳しいです。

③ケースを近くに置く。
キャンプ用品は、ほぼ全て、「ケース」や「収納袋」に入っていますよね。収納するときに、その収納袋がどこにあるのかわからなくなることがあります。

できれば、収納袋であれば、その用品に結びつけるとか、なるべく近くに置いておくとかすると、片付けるときにイライラしなくなります。ちなみに、自分は収納袋をまとめて一箇所に保管します。
④使い終わったら、すぐ片付ける。
実はこれが一番大事です!
例えば、焚き火が終わったら、すぐ焚き火台を片付ける、朝起きたら、まず寝具を片付ける、というふうに用が済んだら片付けるように意識します。
「けど、焚き火台なんか、なかなか熾火が消えないから、大体朝片付けるよねー」という方!

まず熾火のまま寝ちゃダメですよw
消し壺持っていくのは大変なので、アルミホイルを持って行きます。アルミホイルを敷き、熾火を乗せ、しっかりと包み込むと、火はすぐに消えます(ヤケドしないように気をつけてくださいね)。
そしたら、焚き火台を片付ける。そうすれば、翌朝の用事がひとつ減ります。
クッカーや、調理器具も、翌朝使う予定が無ければ片付ける。これだけで、翌朝のストレスがかなり減ります!

寝具類はどうせ、家に帰ってから干さないといけないと割り切って、多少湿気ていても、起きたらすぐに片付けます!
⑤タープ

天気が良い日や、林間サイトであれば、あえて張らない、というのもひとつだと思います。まぁ、タープを片付けるの、そんなに手間では無いのですが。
⑥雨撤収

雨の日の撤収は、さらに面倒くさいですよね。
出来れば雨予報の場合、全てをタープ下に設置すればタープ以外は普段の撤収と変わらないです。
傘差しながらの撤収は危ないので、必ずレインコートを着ましょう!
大きなゴミ袋を用意して、濡れたタープは放り込んでしまえば、終わりです。
濡れないようにタープ下に置いてある荷物も、雨が地面で跳ねて、泥が沢山付着しますので、雑巾があったほうが良いです(自分はキッチンペーパーで拭きますw)。
⑦撤収を楽しむ!

撤収は、次回のキャンプのスタートです。なので、次のキャンプの事を考えつつ、快適に過ごさせて頂いたキャンプ場に感謝しながら、名残惜しく撤収すれば、撤収そのものを楽しめるのではないでしょうか。
⑧家に帰ってからの用事を減らす。

疲れて家に帰っても、もうひと仕事ありますよね。テントやタープ、寝具類の乾燥、着替えの洗濯、調理器具や食器の洗い物…。それらをできるだけ減らせるように、
・できるだけ早く撤収を始めて、テントやタープ、グランドシート、寝具類はキャンプ場で乾かす
・割り箸、紙皿を使って、洗い物を減らす
というふうにすれば、帰ってからの用事が減ります。
さぁ、秋の行楽シーズンが始まります!少しの工夫で快適なキャンプを楽しみましょう!