昔、ぬり絵が脳にいいと話題になりましたよね。
義父にお花と風景の絵のぬり絵を買ったのですが、やりたがらず…😅
私は好きで時々塗っています。
昔話や小説や詞などの題材のぬり絵でいいな!と思った本をご紹介します。
脳がみるみる若返るぬり絵
『日本の名作』
監修米山公啓 指導山崎宏
それぞれの物語などの文章が少し掲載されています。
「はじめに」に書かれていることですが、ぬり絵を始める前に音読すると、脳が同時にたくさん処理しなくてはいけなくて、その司令塔の前頭葉の中の前頭前野を刺激するそうです。
年々前頭前野が小さくなるので、刺激を続ければ確実に回復するそうです。
表紙に源氏物語が載っていますが、コピーしてから実際に塗ってみました。
文章は「花宴」です。ぬり絵を始める前も途中も後も音読しちゃいました😃
源氏物語「花宴」
何も言わずに、時々溜息をついている人がいるのに気づいた源氏は、寄って行って、几帳越しに中の人の手をとらえました。
「あづさ弓 いるさの山に まどふかな ほの見し月の 影や見ゆると」と
当てずっぽうに言うと、その人も感情をこらえきれなかったのか、
「心いる 方なりませば 弓張の 月なき空に迷はましやは」と答えました。弘徽殿の月夜に聞いたのと同じ声です。源氏はうれしくてなりませんでした。
本の内容は、銀河鉄道の夜や花咲かじいさんや羅生門やレモン哀歌や赤いろうそくと人魚や野菊の墓や二十四の瞳やたけくらべや山月記や平家物語 など28点。
最後の方にぬり絵はがきコンテストに応募するハガキがついてます。
金子 みすゞの詞(わたしと小鳥とすずと) や正岡子規の俳句 など8点。
まだぬり絵はがきを応募してませんが、応募してみようかな😄
そうそう、源氏物語を読み終えましたが女性陣で一番好きだなと思ったのは光源氏の母、桐壺更衣でした。
はかない人生だが懸命に帝を愛した方。子供の時は好きでも嫌いでもなかったのですが、大人になって読むと応援している自分がいました。
長文になりましたが、お読み下さりありがとうございました!