梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

地域包括ケアはハブ化

2011年10月25日 | さえずり
ハブ化≒地域連携の要

老健はこれに為り得る存在だった(過去形)
施設と在宅の中間施設と呼び声高く誕生したが
在宅復帰とリハビリはそっちのけで
病院などの受け皿になってしまったからです


十数年が過ぎて
今、ハブになろうとしてるのは
「地域包括支援センター」
ただ、ここも本当に想定通りの仕事をするかといわれると
甚だ疑問です
在介センターが名前を変えて
少し職種を弄ったレベルでしかないところも多い


となると
高齢社会待った無しの今、最後の砦とも思う
地域包括ケアはどうなるんだろうと非常に心配

各サービスを縦ではなくて横に串刺しできる行動力を有した
人物の育成が求められる
今ある地包Cで見掛けたことは無い
目の前の仕事で手一杯だからである

フォーマル、インフォーマル含めて
サービスの調整役という意味ではケアマネが
一番近い内容の仕事であるが
インフォーマルなサービスまでは出来ていないし
少々強引な押しが無いと、説明同意方式だけでは難しい

ハブ機能を有するのは地包Cなんかでなくても
個人レベルがスタートとなって良い


そしてハブ化というのは人脈づくりが出来てきた人にしか
出来ない機能でもあると考えます

そう考えれば
独立系居宅や一人ケアマネを立ち上げた方の方が
地域包括ケアを考えれば効率的であるといえます

事業所本体との関係も微妙な地包Cのスタッフより
はるかに合理的な地域包括ケア運営が出来ると思います


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老健においても
地域でこうしたハブ化を目指すことは可能でしょうが
それには、サービスを串刺しできる行動力あるスタッフが必要である
そこには資格なんてのは関係ないと言えます

ここに以前から書いているホールデイングスの思考が出てくるのです
WinWinな関係をどこまで構築できるか???です

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