梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

処遇改善加算

2011年10月20日 | さえずり
この時期いろいろ決まってゆきます
あれ?そうなの??ってことも多い

今朝の新聞では報酬アップ

処遇改善加算


先述の書き物も見直しが必要かも(汗)


最終的な政治決着ってとこでしょうか
細かな報酬単価や地域加算の話でなくて
今ある日本の高齢者事情、高齢社会を支えないと未来は無いということだろう
でないと、社会保障が充実しても”働き手無し”では
世界から日本は見放される
世界の中での競争力が落ちてゆく中で
下支えするところから着手されることは良いことだと評価します


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で、加算による計算方法は

報酬単価×加算率×地域差

加算率は処遇改善交付金と同じ、
気になるのはやっぱり「地域差」
ここでも7区分が出てくるのだろうか?
処遇改善が前向きな点は介護スタッフは喜ぶべき内容
ただ現行制度同額程度になるかは別問題

また他職種はどうなのか?
事務や相談部門は中間経費として見られているのだろうか?
多職種協働や連携がこうした部門で形成されてる事業所も
少なくないはず


処遇改善加算の資料は概要だけなので何ともいえませんが
総額を、全スタッフで割り返して
還元しても、相応の待遇改善は可能です

加算率(交付率)が各サービスで異なるように
職種間格差もあることを盛り込んで決めて頂ければと思います

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加算率(交付率)

老健は1.5%
特養は2.5%

周辺の特養は1.5万円介護処遇交付をしているのだろうか?
当会は過去実績でも平均1.5万前後をきちんと一時金で対応しています

老健は1.5%で700‐800万相当
同規模特養なら 1100‐1300万(単純比率)
元々基本給が低い傾向が見られた特養
前回経営実調でも低かった特養
新会計基準でガラス張りにして欲しいところです

今回収支差率では
特養>老健で上回っているのですから
この数字の見直しは必要であろう
こうした部分への意見提言は協会はしているの??
毎度ながら不信感たっぷり

この交付率は収支差率に関連しているようですからね

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入所
報酬単価×1.5×10.45
DC
報酬単価×1.7×10.55


要介護3なら
LS 915*1.5%*10.45 143.4
DC 995*1.7%*10.55 178.5

※イメージ

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処遇改善加算を少し前向きに見ると

・施設は、中重度化すれば、還元額が増えるということ
・総額はそんなに変わらないのでどの職域で分配するか
・キャリアパスも同時並行なので評価項目でアップも可能


さて、改定の具体像が少しだけ見えてきました
どうアクションしていくか?

また皆さんのところにお邪魔して意見を伺おうと思います

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