梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

逓減制

2009年11月09日 | さえずり
医療との同時改定、療養型も生き残るとなると
介護施設の行く末はどうなることでしょう??

特養や療養型はほぼ利用期間を限定しない施設となってることから
老健の機能と役割は今までとは異なっていくべきと
考えています
前からここでも書いていますが
そうしないと有老などとのボーダレス化に突入してしまいます

逓減制
老健当初はありましたが、良く似た考えが出てくるのでは
無いでしょうか?
逓減制復活は多くの反対を受けそうですので
在宅復帰率加算などの大幅見直しがあるのかもしれません
ただ、これらは制度による縛りであり
本来の在宅介護や家族愛という根本的治療には繋がっていません
制度改正は所詮対処療法です
根本治療は少子高齢化や景気対策他抜本的な見直しと連動させて
国民意識を変えていくことが必要です
家で見れるレベル(個々で判断が違う)なのに施設利用が数年続く…
これは私が見ていてもおかしな話です
要介護3以上の在所比率加算なども次はあるのかな?なんて思っています

ただこれらは
先述の通り、「加算」という何かポジテイブな発想っぽいですが
上手く縛りを掛けていくことになります

個人的提言ですが
次回改定などでは在宅同様
施設においても利用限度額を新設するのが判り易く合理的かと思えます

こうすることのメリットは
・ケアマネの丸投げが基本減少する
・家族はかかりつけケアマネを有する
・介護度に応じた利用期間という整合性が合う
・老健という在宅復帰施設という機能から見れば限度額は必要
・家族本位から利用者本位へ

デメリットは
・支払いだけしていれば長期にわたり利用可能だったのが不可
・家族の理由は2次的に
・居宅ケアマネの業務煩雑化
・限度額オーバー利用時の支払い

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原点に返れば要介護度は介護における手間を時間に置き直して
区分することにしたもの
老健の役割を思えば
在宅同様、限度額を設定することで利用側にも意識が生まれる
民間の有老にとっては良い話かもしれませんが…
ただこうした第二特養化する老健を思えば
こうした制度改革も必要かといえます


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雑把な言い方ですが
私がぶち上げたいのは
老健の全ショートステイ化です

多くの加算が3ヶ月を限度にするなら
要介護5なら最大30日を上限
要介護3で3週間にするなどすれば
どうなるか?
試験的に行って見ても良いのでは

もしくは月単位の管理ではなくて
認定期間中での利用日数管理方式でも良いと思います


消費税などの社会保障費の財源問題では違う
見直しが無いと、結局お金有り来な制度になりそうで心配です

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