老健入所

老健入所出来ない訳…

数多くの入所判定を見てきた経験から
老健になかなか入れない要因の一つに担当ケアマネの
中長期おけるビジョン説明が為されないままであるということ

俗称、丸投げケースというものですが
これらが多発すると当然、各老健は在宅復帰他が進まず
内部で遅滞し始めます
結果、丸投げしてるケアマネ含めた新規ケースの受入が出来なくなってるのです

「なかなか入れないですね」というケアマネには
こうした問題点を投げ掛けています
最初の早い時点で
家族や利用者を巻き込んだ中長期の具体的プランが立てられていないのが
老健機能を奪っているひとつなのです
丸投げされるケースが多くなればなるほど
老健施設内では後手後手な労力が費やされ在宅復帰に目が向けられなくなります

老健をもっと上手く活用としたいと考えるなら
こうした丸投げケースをケアマネが再考することで随分変わります

「施設方向で」
「介護力不足で」　
利用理由としての定番であり進化の無い文章

各老健も、病院同様、ケアプランで定めた利用期間を過ぎれば
もっと強引に紹介元へ返すという強い姿勢が必要なのでは
ないでしょうか？
御用聞きケアマネ同様、御用聞き相談員が増えてきているのが
気になります

一方で、私たち老健サイドは
きっちり中長期の見えるインテークを
周辺の相談員はおこなってるのか？
単なる伝書鳩なら相談員の存在意義は無い
これからネット社会がもっと進めばこの意味がどういうことかが判る

ホテルの客室を販売する営業
いまやネット予約で激減
その中でも生き残る営業マンとリストラされる営業マン
その違いは何なのか??

御用聞きな丁稚の使いから交渉人になれるかどうか

これが『競争力』を身に付けるということ