梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

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2012年02月23日 | さえずり
老健はこの時期
在宅復帰加算21単位の攻防

1ヶ月の在宅受け皿を探す旅
本来は多職種協働で在宅復帰が理想なんだろうが
現実は厳しいもの
老健の医師のムンテラ力ってのが余り感じられない

医療の医師をトップとしたピラミッド型(良い意味で)と
比べると老健はフラット型(こっちも良い意味で)


で、安易にサ高住や有老との連携を模索するという流れ

老健  Win
利用者 Win
サ高住 Win


どういうことか??
老健は算定が可能となりWin
利用者は在宅以外での長期療養のレールに乗れてWin
サ高住などは空室率を防げてWin

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老健の機能と役割をもう一度
自問自答するべきであろう

在宅復帰とリハビリであり、医療機関と在宅をつなぐ中間施設

サ高住や有老の定義が介護施設でなくて「在宅」である以上
上記の方法は今でも普通に存在します
「在宅介護が大変になったらいつでも言ってください」
こう言って老健退所を奨めている相談員やケアマネもいるだろう
とは言うものの次なる保証が無い中では不安になるのも心情

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5ヶ月老健 1ヶ月サ高住 合計半年

年間10ヶ月が老健、2ヶ月がサ高住となる
サ高住の2ヶ月間は費用は高くなるだろうが
軽度でありながら在宅介護が難しいというケースには
適合するかも知れない

ここで年間の介護予算も見積もりできる
老健を10万/月
サ高住を15万/月 とすれば年間130万~

こういうプランニング提案を行えます

※あくまで私的見解で制度上のそもそも論からはどうかと考えています

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こうしたニッチな手法を考えざるを得ないのも
慢性的人材不足などがあるからです

老健は未だに基本給などに着手しているところは周囲では少なく
特養やサ高住と差が開くエリアもあるようです

ここでも目先の数字に惑わされず
時間単価、年間労働時間、休日などから仕事を見るべきでしょう
サ高住・有老の募集内容などは
後発ですので老健や特養給与体系をしっかりリサーチしています

形や法人に拘る旧態依然とした老健も多く
柔軟な発想で業者と取り組む老健が選ばれる


老健数社が共同でサ高住や有老の部屋を借りて
在宅復帰先として活用する方法もありだろう
企業の社宅と同じである

リゾートマンションでタイムシェアする感覚で
在宅1ヶ月を捉えていく

そんな発想が老健を救うのかも知れ無い

下手に仲良しクラブ的な協会という泥舟に乗ると大変かもしれない

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