梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

処遇改善

2012年04月25日 | さえずり
処遇改善のレポート作成資料を集めています
数字の出方がいろいろあることに気付きます

この資料の発出元は国税庁です
粉飾は出来ません



まず、この図
サラリーマン平均年収が412万となっています
これは全産業、性別関係ない平均です



この412万の分布を表したのがこの表です
こうしてみれば300万台に多く分布しているのが判ります
介護業界と比べてどうでしょう?

当然、マーケットとしてみれば
一番母数が多いエリアとなります
だからそこをターゲットにした雑誌も出て来ます



上の表を数値化で一覧にしたものです
ここで注目されるのは男女における差異
男性は分布が一番多い300万台
女性の場合はパート勤務もあるだろうが300万台は良い方に映る


男女の年齢別収入
伸び方にも大きく差があります
介護現場の平均年齢を仮に30歳代としてみれば
女性の場合は上回るケースが多いのではないでしょうか

男性は出世レースと言う過酷な真っ只中
主任、係長、課長と責務が増しながら収入も増えていくというモノ
一般役職では無い手当が収入を上げているのが判ります


介護業界で転職を繰り返すのがキャリアアップにつながるかどうかは何とも言えませんが
少なくとも社会的信用(カード作成やローン)を得るのは難しいかと思われます
介護業界も転職を繰り返すことでの処遇改善が真に為されるのかを検証するべきかもしれません。
経験年数と言うのがイコールスキルとはならないと思うのですが…





いくつかデータを列挙して皆さんはどう見られたでしょう??

これから冊子用のレポートを取りまとめますが
個人としては
介護業界と言うのは本当に処遇改善しないとならないほど悪いのかと言う風に感じます

外資の友人や一般企業で働く幼馴染の話を聞いていると
確かに収入はそれなりに多いゾーンですが
日々の業務内容や会議、出張などの数、なかでも残業時間数を思えば
相応の犠牲を明らかに払っています

このブログでも再三出て来ますが
時給コストで考えれば果たしてどうなんだろう??と思うことがあります

先述のビジネス冊子は20歳代によく購入していました
皆さんも本屋で立ち読みで良いので一読されてはどうでしょう…
限られた視野や情報だけでは成長は遅延します
密度を上げる作業は必要です

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