梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

サービス付き高齢者住宅

2011年09月15日 | さえずり
最近、その気になってる法人が多いようです

が、本当にサ高住はこれからの高齢社会の救世主だろうか?
まず2012年同時改定の詳細が出ていない段階で
事業計画やシュミレートするのはいかがなものかとも思います

サ高住での展開で起死回生的な逆転でも狙ってるのだろうか?
確かに医療機関の受け皿としてサ高住は魅力的であります


医療機関+土地オーナー+コンサルタント+デベロッパー

各々の私利私欲がうごめいて見えるのは私だけでしょうか?

是非サ高住を考えている皆さんには反対意見な方にも耳を傾けて
セカンドオピニオンでも良いので違った見方を!

----------------------------------

サ高住なんてのは言い方悪いが
不動産屋の体の良いプランニングなだけ
遊休地活用でタイムパークもオーバーフロー状態
競合も増えて利益率が落ちる方向へ
少子高齢化で学生マンションしても空室率は高いまま

そこで思いついたのが
高齢者マーケット
実際資金も一番持ってる年齢層であるし
将来不安と言う心をくすぐっている
国も今以上に介護施設は作らない

あらゆる需要が重なり合ってる


医療機関+土地オーナー+コンサルタント+デベロッパー

この4者が組む本当の意味は

医療機関    ベッド数の総量規制、退院先の確保、安定した顧客囲い込み
土地オーナー  税金対策 銀行低金利より利回りが良い
コンサルタント 接着剤 マージン
デベロッパー  工事請負、受注による業績回復

そして利用側の思惑
全ての方々の要望が叶うイメージでサ高住は作り上げられている

ただ、今後本当に地域包括ケアが円滑に動き出し、家族や利用者側の
意識が変わればサ高住などは不要である

--------------------------------------------

今の時代、サ高住が何故脚光を浴びるのか?
「3K」
家族愛
経済力
環境

このどれかが不足するからである
この3つが揃っていれば、今後揃っていけばサ高住は伸びるでしょうか?

学生マンションの例を先ほど挙げましたが
自宅から通える学校ならその方が安く済むわけです
わざわざ遠方へ行く理由はいろいろあるでしょうが…


3Kが制度の変化と共に充足しだした時、サ高住というのは
時代の流れで淘汰され行くのではと考えています

----------------------------------------

今なぜ?サ高住なの
核家族化が進む、今日
同居家族も年々減少方向へ
同居介護が出来ない理由で自宅外での「介護場所」を求める人も結構います
ただ、別居核家族であれば
わざわざサ高住に入る必要があるのだろうか?
訪問系サービスと安否確認があれば十分ではなかろうか?
24時間見守りを希望するなら別ですが
サ高住はそういう意味では監視下に置かれると言うことです

サ高住が拡がりつつある背景に
自分のエンデイングを描き切れて居ないのもある
漠然とした老後、気が付くと何も出来ない
不安感からか、寄らば大樹の…発想的な感覚でサ高住へ

そういう意味で本当の自立と言うのは
介護とかが必要になる前から磨いておかなければならない課題に思えます
サ高住に何とかしてもらおうと言うのもいいんですが
限界が有ります

最新の画像もっと見る

コメントを投稿