梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

続・老健のキャリアパス

2010年01月20日 | さえずり
このタイミングでキャリアパスや処遇改善が出てくるのは何故かな?
なんて考えると
「キャリアパスは平均在職期間の長期化を目指す特効薬」

待遇が悪いのはずーっと以前からでしたし
福祉介護に行政や利用する方もやや甘え過ぎて来ている…
今回、一時的に処遇改善で月給または一時金で収入は増えても
加速化する高齢社会を安心して暮らせるレベルには
追い付いていない
外国人の流用も上手くいってるのかどうか?検証中でしょうが
個人的には期待していません
人手の輸入より、介護施設の海外進出と現地人手確保
要介護などで希望あれば海外移住と言う方が現実的な気がします
それは嫌だと思う方もいるかもしれませんが
その心細さは今来ている外国人留学も同じ

話がそれましたが
こうした高齢社会日本を支える介護土台が不安定なので
一時金でお茶を濁すだけでは弱くキャリアパス設定で
安心して働ける環境づくりも併走させていこうとしているのかなと
思ってます
平均在職期間が3~5年、職場を転々することでキャリアを重ねるのではなく
1事業所で取り組めることが求められます
飽きないミッションの提供が出来るか?であるし、スタッフも
真新しいものにだけ興味を抱くのではなくて熟成させる楽しみを持つ必要がある
給与が同じくらいなら、色々な職場で色んな方法を学び身に付けようという
考えが生まれるのはこうした理由かも知れません

キャリアパスで安定、安心を構築しても
新しいものへの探究心と責任ある役職との選択に悩む方も少なくないとも思います

やはり資格社会と言う規制緩和が行われないと
難しい気がする
「資格があるから、次がある」確かにそうですが
そうした気持ちでやっている人と
後が無い…という緊張感ある方では仕事場での責任も変化することでしょう
不景気で業界を目指す方も多い一方、サービス提供加算など
資格における縛りと何とも…

資格偏重から能力・成果主義へ移れば
無資格の人でも頑張れるフィールドである
利用者は資格を愛する訳ではありませんから

一流ホテルの客室係り、J○LのCAさん、マ○ドのアルバイト…
彼らが本気で介護に携わった時
介護福祉士は勝てるのでしょうか

介護技術云々の前に人の心を掴めるかということを考えることが大切です


キャリアパス設定して、5年後は処遇改善交付金はどうなってるの?
今はリンクしてるけど、将来像が見えてこないのが実は一番不安
キャリアパスだけが残る…の??

厚○省の介護施策のキャリアパスを知りたい 今日この頃

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