梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

5から7

2011年05月23日 | さえずり
介護保険の地域区分のお話し

現在、5区分な地域区分
これを見直せないかという議論

要介護認定同様、どんどん細かくしていく民族性なのか??
それともそういう財政事情

これは人件費や物価が地域で変わることを考慮したもの
殆どが「人件費」ですが

地域というより
そのエリアでの求人倍率などが現実的

例えば
京都市でも介護職の集まりやすいエリアからそうでないエリアまで
あるのも事実です
特に介護の場合、自宅から近いという理由を挙げられるケースも
多いから尚更です



こうした各論とは別に
7区分という細やかな分類でどうなることでしょう?
実質的な報酬アップのところもあればダウンのところも出てくるでしょう

気になる区分

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報酬単価の大きな改定は無いながら
区分の詳細化することで見直しとなることを考えると
自分の事業所エリアがどうなのか??気になるところ
特に多数の事業所を展開するところは影響も大きく出る可能性もあります

各区分の事業所数がどれほどあるのか数字を見ないと
何とも言えませんが
土地価格や人件費が比較的低価な郊外型が多いとなれば
この案も本格的に検討されるのだろうか

ただ感覚的には市街地周辺が多いと思ってるので
結果的に報酬全体を押し上げてしまわないかどうかである
試算して全体で介護保険を抑えられるから
検討していると思うんですが…どうなのでしょう?

案での予想 京都市は3級地ではないかと

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1000P  10%  =1100P
       7.2% =1072P

▲2.55%↓

政令指定都市なら2級地が…
報酬改定は小幅ですが地域加算でとなると微妙
あくまで案とは言え今後が気になります
これなら簡単に試算も出来ますからね


参考資料
これで見ると
京都市は4級 10/100
実質5.2%▲になるのだろうか


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周辺老健の稼動数やマンパワー
クチコミなどの主観データですがいずれも苦戦している様子です
稼動実績を聞いていると
市内に介護施設は必要なんだろうか??と思うことさえあります
(軽度者の利用制限など始まれば拍車がかかるでしょう)

マンパワーに関しては
求人情報を出しても反応が無いのでどこも八方塞りな感じ

全体的なマンパワー不足は解消されていない気がします

介護福祉士での450時間研修も業界への転職の機会を減らしてる気もします
ケア・スポット梅津では5年後のケアマネ取得も展望に入れて
考えていける方を募集中です

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介護業界転職
   ↓
5年間とりあえず頑張る
 この間、経営論理や介護保険制度も学ぶ(←非常に重要)
   ↓
ケアマネ取得する

これからしばらくは有老やサービス付き高齢者住宅などが
群立します
そうしたサービスの管理者の席も生れてきます
当然待遇改善も期待できますが
責任とプレッシャーは待遇相当となりますからお忘れなく

5年間の過ごし方で
次なる飛躍が出来るかどうかも変わってくるでしょう
ケアマネ資格だけでは施設長や管理者には選ばれません
報酬制度や財務面での理解があれば
5年後の転機のチャンス枠は大きく広がります

・事業計画(客観的数値)
・レセプト算定
・労務管理

ケアマネ資格を有しながら上記内容も無難にこなせる人材を
自分で設定して目指していきましょう

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