梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

実は...

2013年02月27日 | さえずり

老健で在宅復帰算定を算定するための様々な手法が取られています
そうした方法で在宅へ帰った方々の追跡調査はどこまで為されているのでしょうか?
是非、大学などのゼミで調査をして欲しいところです

介護保険はPDCAサイクルと言われます
今の老健の在宅復帰はPDのみで完結していて「C」Checkが為されていません
報酬に誘導されただけの介護施設と言われて反論できるでしょうか

在宅復帰をしてきちんとフォローされているケースもあるでしょうが
一方で、強引な在宅復帰もあるのも事実です
”介護弱者”である本人や家族は泣き寝入りしていることは表面化してきません
こうしたケース面接に伺うと
「実は…」家には帰したくなかった という言葉が出ることがあります
ここで重要なのは本人の意向と家族の意向にGAPがあること
「帰りたかった」「帰したくなかった」

私が”在宅介護”と”家族介護”の意味合いが似ているようで非なりと言うところです

老健自体も報酬に踊らされず
こうした在宅復帰の方々の声を拾い上げ、それらを行政に届けていくということが
算定の一方で行われるべきです



『その在宅復帰は、感謝されていますか?』


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