梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

改定で4月から

2012年03月14日 | さえずり
老~老間の短リハ加算は3末で終了、以降は算定は出来ません。
では、今年1月~3月で
老健より入所したリハビリ希望の方はどういう対応をされるのでしょうか??
経過措置で加算が算定できるなら次の3か月見直し時まで実施算定は可能ですが
そうした文言は出ていません

ケアプラン、リハプランは状況の変化があった際に適時行うものとする 云々が確かあったと
記憶しています
事務的に定期的な見直しに留まらずPDCAを回そうというものです

今回の改定は、広義で解釈すれば見直しのタイミングに当たるのかもしれません


深読みすれば、老~老の利用者の方々がどこまで
リハビリ(短リハ)を望んでいるかというところに厚労省は着目したのでは??とも
個人的に思っています
在宅介護が困難であるから老健、そして短リハ加算というケースは確かにどうかと思います
無用なオプションに映る

ただこれも発症日などから見ることで考えて良い加算だと考えています
老健をリハビリと在宅復帰の介護施設と捉えるなら尚更です

老~老の短リハ対象者は当会では10名あまりいらっしゃいます

発症日やアセスメントを行いながら4月以降のケアプランを見ていきたいと思います


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在宅復帰算定

こちらも、届出書を見て、文章とは違う見方が出来ます
この辺が改定時の醍醐味かとも思います

元々の文章では30.4/0.05というのが出ていましたので
平均在所期間に目が行きました

30.4÷0.05=608日

施設全体での回転率かと思ってましたが
届出で見れば、直近3か月分で良さそう

これの意味することは
長期化老健もトライしやすくしている点
6名退所、2名在宅復帰

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先般も書きましたが、この算定方法をするのは老健と呼べるのでしょうか?
財政有りきを日頃評論していても、結局我が身可愛しって感がもの凄くします

居宅のケアマネの皆さんには
地域にある老健の在宅復帰算定有無に目を向けるのではなく
在宅復帰された比率ではなくて”実数”で見て頂くようにお願いしたいところです

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6名退所、2名在宅復帰

これは100床老健のミニマムな算定基準
こんなことすれば何が起こるか、容易に想像できます
老健の活性化などは出来ず、残る94名は第二特養予備軍化の可能性

利用される皆さんも自宅から近い場所なら良いですが
遠方になると、近くの老健が受け入れし難くなるかもしれません

この算定を取得するため
老健からの入所、退所に関してのハードルが高くなるからです


こう考えてみると
地域包括ケア、いわゆる『地産地消ケア』への布石のひとつと見えてきませんか?

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