梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

LCC

2010年09月22日 | さえずり
LCC=ローコストケア
介護に対してやや余剰的なコストの掛け方が気になります
「在宅介護」をしていても24時間ずっと看て行ける訳ではないです
確かに在宅なら1:1となるでしょうが
時間計測して見れば施設入所者とどれほど違いがあるのだろうか??

安かろう悪かろうでは無くて
安くても安心でミニマムなケアを提供する場所
LCCの研究があっても良い

高専賃+外付けサービスなどで在宅に代わる在宅というサービスが増え
家賃部分相当が安くなれば…
十数年前の飛行機代も今のように安くなるとは思えませんでした

介護施設の坪単価、今は60万以上だった記憶
これも利用期間を見て配分しても良いのではと思う
30分の満員電車は我慢できるけど
京都~東京間の立ち席3時間はきつかったりする

快適さを得るには相応のフィーが派生することがサービスの原点

余命とLCCの考え方はタブー視されるかもしれませんが
やはり真剣に皆で考えないと結果的にHCCに入れない
介護難民が生まれることになると危惧しています

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登山家に「なぜ山を登るのか?」と訊ねると
「そこに山があるから」

実に判り易い回答です

ケアマネに「なぜ介護サービスを使うのか?」
「そこにサービスが存在するから」

要は今の日本の介護サービスは裾野を拡げ過ぎたのかもしれません
要介護認定も”とりあえず認定”のような軽度者も散見されるのが
裏付けている
当初走りながら考える介護保険が後戻り出来ないようになってる気がします
今一度10年前の制度施行時に戻れるとすれば
同じ轍を踏むのだろうか??
認定も厳格化、サービス許認可も医療同様
エリアで量的規制を行なうかも

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戻れない以上、必要なのは財源
処遇改善やマンパワーの増加は介護現場を元気にしてはくれますが
輪廻転生
保険料や税金他で跳ね返ってくることも忘れないように

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