R4にしたから在宅復帰算定が伸びる...そういう落ちは無意味
後発アセスメントを周知するための営業手法でしかない
在宅復帰算定をするために
地域エリアで何が起こっているのか?
そうした俯瞰の視点が抜け落ちています
以前は老健間の老~老移動がありましたが
改定以降は数もかなり減っています
・在宅復帰算定
・中重度入所
在宅サービスを利用する方の中に
意外と要介護度が重度の方が多いことも判定会議などで気付く
軽度者が長期利用を行い、重度者がSSだけとかを見ていると
背景は別として矛盾を感じます
改定後の算定要件を満たすケースとして
中重度の在宅介護者のレスパイト的な利用促進が進んでいくのは想定できます
中重度者の在宅介護のレスパイトとして1~3か月程度の利用
これを居宅ケアマネなどへ推奨しているのが広がるのも極々自然なこと
アセスメントで在宅復帰が進むという発想も間違いではない
ただ、ミクロな見方から脱出しないと制度内で取り残される
R4は画一的な今までのアセスと異なり
利用者家族との中長期ビジョンが提示される点などが特徴なのかなと個人的には見ています
ただ、道具(ツール)と呼ばれるように
使い手(相談員、ケアマネ)ひとつで良くも悪くもなる...
・特養申込の数、時期と在宅復帰見込み
・代理申請での在宅意識
・介護力不足と言う基準の不明瞭さ
・対人間という交渉術の低下(御用聞き、言いなり)
・Noが言えないケアマネ、相談員 (人にいい顔したい病)
・在宅での基準限度額の利用比率
・在宅復帰時のケースの追跡の有無
介護もサービス業と言われて十数年が経過していますが
意識が変わってきているとは感じません
営利企業である株式会社などは、こうした部分が徹底しているように映りますが...
資格と言う馬鹿の壁がこうしたサービス業意識の浸透を遅延させている理由の一つ
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