梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

老齢大国

2009年11月25日 | さえずり
この前の交流会でも出ていました…
今やTOYOTAなどの目は国内ではなくて海外です
いずれ来る老齢大国日本から軸足を何気にシフトさせていますよね

環境とかEcoという言葉で気を引いていますが
市場をしっかり見ているところはさすがです

かつての経済大国日本は、いまや世界の老齢大国なんです
前のコラムにも書きましたが
老齢大国を相手にする国はあるでしょうか?
アジア圏でも中国が注目される理由を考えれば簡単です
GDPが今後右肩下がりとなる国を世界がどう見るか
人口も減り平均寿命が延びていく先にあるものは
成長が見込まれる市場へ生き残りを懸けてシフトするのは
当然といえば当然です
将来、世界の中で日本が事業仕訳されることにも


このままではダメになるという危機感は誰もが
持っていますが、大きな転換期を今は模索しているようにも
映ります
政権交代などに期待を寄せたり、消費税などの問題もその一つです

こうした情勢を踏まえた上で
私たち介護業界、老健はどうなるかという視点が常に抜け落ちています
目先の自転車操業的運営、加算に心奪われてしまう制度の歪かも
知れません
療養病床の撤廃中止や老健と特養の差別化
こうした事へ声を大きく提言している方は不在なのでしょうか
そして、これからどうすれば生き残れるのか
そんな観点が抜けていませんか

介護3施設の今後の在り方と有老などのハコモノ
これらが次の改定でどうなっていくか
そうした論議を交流会などを通じて重ねて行き
時期が来ればそうした場に議員など呼んで提言していければと
考えています
限られた原資(税金)、しかも減りゆく将来
声高に文句や愚痴を並べている暇は無さそうです

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