梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

適正人員

2011年08月02日 | さえずり
4~5年前のデータですが
京都の100床老健のマンパワー平均値は
看護11.1 介護31.6 計42.7 常勤換算値です

ただこれには
資格比率、平均年齢などは加味されず
年間労働時間数(年休・1日労働時間)も考慮されていない

なので、この数字だけが独り歩きすると
おかしなことになることは賢明な方なら想定できることです
それでも突っ走るのが「数字」
「うちは少ない人数や、しんどいの当たり前や」
数日後こんな声が聞こえてきそうです

逆に平均値より多ければ声を上げない…というのも
勝手なところです

マンパワーはダイエット
増員で太っていく時は気付かず
減員で痩せる時はしんどい思いをするので悲鳴をすぐに上げる
しかも太った時にトレーニング(業務効率や見直し)をしていなければ
痩せた時のダメージは大きい
リバウンドだからね

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こうした平均値を基に色々検討する癖が無いため
隣の芝はいつまでも青く見えることになる

気を付けないといけないのは
『少数精鋭』
地域へ出向いた際、あっと驚く人材??に会うことがあります
教育や研修が小規模事業所にはより必要なことも痛感します

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京都の老健のリーダーたちは
適正人員は理解しているのだろうか?
その前に平均人員配置の実態を知ってるのだろうか???

こうした客観値を知らないもの同士が
ああだ、こうだと論議しても土俵が違えば話は合わない

この手の話し、詰めていけば
結局は量か質かの論議だといえます
質の話からどうも目を背けているリーダーが多いのも気になります

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