梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

職種の壁

2011年09月21日 | さえずり
企業に居たことがある人なら知っていることですが
「一般職」「総合職」というのがある
その昔、ある上場企業内定を頂いた際、総合職でした
結果的には世界行脚が待ってたのでお断りしましたが
総合職のある種幅広さを垣間見ました

これを介護に当てはめてみると

専門職<一般職<総合職

こんなイメージになります
介護看護の職種の方は専門職特化で良いのですが
事務方な連中までが自ら壁をつくり事務の専門職化をしていることがある

ただ将来を考えるなら
総合職として動くことが一番なのは言うまでも無い
”広く浅く”を嫌う傾向なのだろうか?

レセ、用度、設備、会計、接客、
そして利用者へのホスピタリテイ精神

こうした場をいくつ踏むかで総合職としての見聞も広がる
自ら事務や相談専門なワールドを構築するのは良いが
一般職の専門化なんてのは
世間では通用しないし、昔風で言えば、潰しも利かず
歳を重ねた時に会社のお荷物になるだけ

まあそれが嫌で資格を目指すモノも多いようですが
思考が資格偏重になると本末転倒である

事務・相談は専門職化ではなく総合職化を目指すほうが
リーダーへの近道です

オールラウンダー

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大きな事業所になればなるほど
セクションも細かく分かれ、総合職として学ぼうにも学べないのも事実
ある法人は「事故担当」部署があり
車両や介護などの事故専門を担当
確かに他の者はこういう専門があれば安心かも知れませんが
部署担当本人の伸びシロを思えばどうなのだろう??

介護事業所の多くは零細
一人で何役もこなすというのが一般的
将来独立を考えるなら
介護職でもレセを覚えても何ら問題は無い
「それは事務の仕事」なんていうリーダーも居ますが
それではいつまでも組織人でいるしかありません
介護職の待遇が悪いと言われてますが
独立して訪問介護事業を行なえばどうなるでしょう?
レセや総務人事が出来れば
待遇も改善される可能性はあります

助成金もこういう
ヘルパー独立などへ回していくのもひとつ
事業所にパラサイトして文句や愚痴ばかり言ってるなら
事業立ち上げの道を選べば良い

「あんたが選んだ道やで」と


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自分で壁を作る人、乗り越える人
これが待遇の差である、当然の結果ということを学ぶべき

周辺ではサ高住などを運営する企業が勢いよく参入して来ているが
そのどこもが人材不足という
ここで言う人材不足とは現場ではありません
エリアやサ高住を任せられるマネジャーのことです
介護現場経験アリで場数を踏んでいれば
こうした職種のチャンスも数多くあります

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