梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

介護はキツイ

2012年10月30日 | さえずり
メデイアなどを通じて「介護はキツイ」という話が先行します
そういう話をする人は果たして一般企業で働いたことはあるのでしょうか??

個人的に見れば
極めて主観的であり客観性は無く、相対比較がどこまで為されているか疑問です

厳しいノルマ、リストラ、ボーナスカット
一般企業は果たして介護より楽なのでしょうか
キツク無い仕事があれば教えて欲しいところです

キツイという言葉の意味合いも幅広く
汗を出して身体がキツイというのを多くの人は思い浮かべるでしょう
でもマネジメントなどを行う方々は
精神面でキツイという話を聞きます
アイデアの枯渇、新商品の販売不調、景気、消費税買い控えなどなど

このキツさと待遇が割に合うかどうかという思考は
介護以外の仕事でも当然皆さん考えていきます


「介護はキツイ」でしょう
ただ、それをもう少し冷静に俯瞰で見てみることも必要です
処遇改善を最初に迫ったのはどこかの男性介護職員

介護の世界は企業体に比べると
非常に男女平等な給与体系でもあります
だから女性の場合、一般OL(中小企業)に比べても給与が多いケースがあります
男女別で見た視点も忘れてはいけないと思います


介護の世界で
職場を転々として都度待遇が上がるという話は聞いたことがありません
多少のアップは見込まれてもトータルで見れば然程変わらないと
人事担当者は口を揃えます
見せ方が上手ければ人は集まりますが
いつも言う様に、年収ベースや時間単価で見ると極端な差は無いということです

こう考えれば最後はやはり自身が何をしていきたいか?を明確にしていくことが重要です
将来、ヘルパー事業所立ち上げるならそれなりの制度論やマネジメントを学べる事業所が良いだろうし
待遇を求めていくのなら責務ある役職に積極的に付くことでキャリアアップを図る方が
職場を転々するより良いだろう
自分が何を大切にしていくかで仕事のキツさは変わると思います
業務であれこれ雑務をこなすだけでなく、改善や効率化を図れないか常に思いながら
業務にあたるだけでいざと言う時に動ける思考育成が為されます

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介護はキツイ、けど企業での仕事はもっとキツイ

企業へ転職した介護職の方も勿論いますが、身体より精神面でキツイ日々を送っています
なぜなら、大企業でさえ経営下方修正が行われ賃金カットや賞与支給なしが行われるからです
また資格社会では無いので実力社会、実績がモノを言う社会でもあるので
単にぶらさがるだけでは食べていくのは大変だと思います

企業で同期だった友人たちは会社に残りバブルの付けを今でも対応しているし
それが嫌で他の会社へ転職した者も
それなりの給与ですが、残業や転勤となかなかゆとりある生活が出来ているとは思えません

自身の生活スタイルをどう捉えるか…


転勤は嫌、残業は嫌、休日出勤は嫌、職責を負うのは嫌 と言っていてはキャリアアップは遠のきます

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