梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

長いモノに

2013年04月18日 | さえずり

客観性が無く根拠が無い人は主観で動き
結果、長いモノに巻かれたり、大樹の陰へ向かう

体制や協会などが良い例

最近頻発する地震
備蓄がまた言われるようになっていますが
食糧だけに目が行くのはどうなのか?
アウトドアなどをする人からすれば食糧だけあってもなぁと思うはず
要はどういう事態に備えての備蓄・準備かと言うことを想定しないでおくと
量だけが増えていく 厳選されない結果になる

また100人の備蓄は、各施設の属性で大きく変わる事だろう
キャパ、単独・併設、医療濃度

言い方は悪いが、地方の田んぼの中の老健と市街地老健では
スペース単価が異なることを忘れてはいけない
「うちは備蓄をちゃんと確保していますョ」と郊外型老健で言われてもね...

ワンルームマンションにダブルベッドを置いた方が眠りも快適で安心ですよと言われても
物理的な問題が解決されない
3LDK程度なら可能かもしれませんが
ワンルームなら折り畳みベッドやソファーベッドと言う選択もあるわけです

危機管理下において何が優先されるか?
目的は?
何を想定しての備蓄なのか?ということ
何でも対応となると過剰備蓄となる
復旧速度も正直読み切れない


和歌山に居る友人は、ライフジャケットを家族分用意している
海岸線近くと言う事で南海トラフに備えている
じゃあ京都ではライフジャケットは居るのでしょうか?
不要だと言えます
こうした何を想定しての厳選した備蓄(食糧および”食糧以外”)をトータルで考えることが
重要でしょう


ケア・スポット梅津は京都にあります
誰か京都で起こった自然災害の歴史を調べてる人は居るのでしょうか?
おそらく居ないでしょう
東北地震の映像頼りに備蓄を思い描いても、それらが有効かどうかは判りません
ここにも何か落とし穴があるように思えます

想定するべきは
広域範囲で起こる自然災害での二次的なライフラインの遮断
停電・断水などがあります
備蓄があってもそれらを加工、手配するマンパワーはどうなのでしょう?

休日の夜間で大きな地震発生
各スタッフは家族らの安全確認が行われた後に
仕事場での応援となります
交通が遮断されていると徒歩での出勤になります
用意された備蓄は何人いれば配給することができるのかという
ソフト面での検討もしておかないと仏造って魂入れずとなります

ただそろえる備蓄ではなく、使える備蓄とは何かを考える時期です

-------------------------------------------

食糧と言うワードからこの機会に
老健における「地域包括ケア」への関与を考えてみました

配食事業です

特養ではやってるところがありますが
老健ではありません
通常、給食数は1回150-200食程度
これにプラス50したものを地域の高齢者に配食することは出来ないものだろうか?
デイケアで来所される日以外の、利用者の昼食を憂うスタッフは居ないんだろうか?

調理に確認は必要ですが、それほど数が増えるのでなければ対応は出来るでしょうし
残りは、それらの配達手段の確立
タクシー会社や代行運転会社、ボランテイア
昔と比べて、社会資源は整ってきています

市内の老健で「+50運動」をするだけで
何千人と言う方の昼食と安否確認が行われ、同時に通所からの連続したサービス提供が可能となります
老健の昼食は4-500円 +配送料で千円以内ならニーズはあるかもしれません

同じ事業所からの連続したサービス提供と囲い込みは少しニュアンスは異なるように感じます

最新の画像もっと見る

コメントを投稿