梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

地域包括ケアと独立居宅

2011年12月14日 | さえずり
先日の介護経営実調では居宅は経営が厳しい結果に…
報酬単価をもう少し見直すかCPの有償化を考えて
せめて5%前後の利益が出るように改善出来ないものかと思う

地域包括ケアで独立居宅が担う役割は幅広いと考えるからです
このまま地域包括ケアに突入しても
ネガテイブキャンペーンを今の地域包括センターは行うと
予想されるからです
「仕事が繁忙」「要支援対応で一杯」「地域支援事業まで」

今の3名体制では地域包括ケアの中心となるのは
確かに物理的に難しい
だから、居宅への予防委託件数8件も撤廃なんだろう
ただ本当に物理的な問題なのだろうか???
資質に関しても再考しなければ地域包括ケアは円滑には行かない気がします

居宅が赤字
黒字展開出来て、個人での立ち上げ事業所に
厚い報酬を与えていくというのは案外今の介護の在り方を
変えてくれそうで良いと思う
多くのケアマネはぶら下がり、パラサイトなわけで
正直どこまで経営とか運営に関心あるかは判らないところ
独立居宅となればサービスの偏重も無くさなければ
成立しないでしょうし
多くのサービスとの連携が求められます
ケアマネ能力+コーデイネーション力です


地域包括ケアと言っても
所詮は個々のグループネットワークからの派生もの
動いた分だけネットワークは拡がると考えれば良い
独立居宅で宅建免許&FPでもあれば
サ高住やリバースモゲージなど複合的な選べる提案が
利用者に可能になるのでは
当然、一人でこれだけを有するのは大変なので
合同会社なども面白い展開だろう

大きな介護ビジネス企業も増えてきていますが
やはり金太郎飴方式
コンビニ同様、どこでも同じという安心感はあるが
痒いところに手が届くサービス提供は
やはり地元密着型が優位であろう

居宅報酬の大規模改定を行い
特に個人独立居宅の推奨で育成することで地域包括ケアが
変化するといえる理由はこうしたことからです
個人の独立居宅は
法人間の壁を簡単に突き破る力も秘めており
その地域でパターン化された金太郎ケアプランに風穴を空けるという
期待も出来ます

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