梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

通所サービス

2012年02月27日 | さえずり
入所での話題が先行しがちですが
それ以上に関心をひくのは通所系サービス

デイケア
デイサービス

これらは今までとは違った選ばれ方がされるであろう

デイケアは特段大きな変化はありませんが
デイサービスの時間帯が変わる
今までの6~8から
5~7、7~9の時間帯選択になるからです

単価が落ちた上、時間短縮すると収益は大幅にダウンするので
多くは7~9の選択をすることになるだろう
当然、残業が慢性的に発生することになる
1日8時間で送迎で1時間半とすれば30分残業が20日
計算上は10時間残業代
ただこうはいかないだろう

残業代を上回る7~9単価を元に選択しているのだから

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私が意識するのはこうした報酬ベースではなくて

利用者本位か家族本位かの見極めと言う点

利用者本位であれば、おそらく5~7が適度な時間帯と言えます
現状の6~8でも皆さん帰宅願望は強いですからね
ただ、これが家族本位となるとなるべく長く預かって欲しいと言う
気持ちから7~9選択となる

介護保険創設時本来の”利用者本位”は遠い過去なのだろうか?

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ケアマネが利用者本位で預かり目的が主であればデイケアの6~8だろうし
家族の言い分を聞けば、7~9へ傾くと思われます

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通所の要介護3の単価変化率 

DS901   814 5-7  90.34
        937 7-9  103.99

DC995   970 6-8  97.48
         

30人規模 25日営業 10.45とすれば

901       =7061587
995       =7798312
 

814*30*10.45*25 =6379725
937*30*10.45*25 =7343737
970*30*10.45*25 =7602375

この計算でデイサービスを見れば
5-7にすると月間68万マイナス 年間816万-
7-9にすると月間45万プラス  年間540万+

まさに
前門の虎、後門の狼

殆どが7-9にする理由でもある

30人規模でスタッフを15人配置したとして
時給換算を仮に1500円相当とすれば
残業代は25%アップ
1875円となる
1日当たり10名配置で臨めば
1875*10*25=468750 約47万

毎月7-9を選んでも人件費で相殺される可能性がある

あくまで机上論ですので何ともいえませんが
大きなマイナスより小さなマイナスを選ぶと言うのが
時間帯選びのポイントになりそう

また忘れていけないのは
送迎時間帯のズレが出てくること
一般の通勤時間帯と被りだすことで送迎効率性は
グンと落ちることになるでしょう

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ここで思い出して欲しいのが
数年前に論議された送迎委託の話し
送迎部分を委託することで介護職員はケアに専念
そして残業は産まないというのが可能になるかもしれません
早期リタイヤした運転手確保や時差出勤で
デイサービスはこの局面を乗り切ることでしょう

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