スペシャルは、イタリア語で”スペチアーレ”。フェラーリのスペチアーレ、特別限定車を4月に幕張メッセで開催された「オートモービルカウンシル」の展示からまとめてみた。はじまりは、1984年の288GTO。ラリー・ワールドチャンピオンシップに参戦するために用意されたグループBカー。
2855CC V8の縦置きエンジンとインタークーラーターボの組み合わせ。
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続いて1987年。フェラーリ創立40周年記念限定車。F40。上の288GTOをよりワイド&ローにしてF1のテクノロジーを反映。ミッドに2.9L V8 ツインターボエンジンを搭載。
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1995年には、創立50周年(実際には1997年)記念の限定モデルF50。
コンセプトは「公道を走るF1」。F1エンジンをベースにした4.7L V12エンジンを搭載。
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限定モデル第4弾はフェラーリ総帥の名を冠した「エンツォフェラーリ」。F1マシンを思わせるノーズ。
デザインは当時ピニンファリーナに所属していた奥山清行氏。後年、JR東日本の車両デザインにも関わった人物。
6L V12 エンジン搭載。