これは、第二次世界大戦末期に埼玉県吉見町百穴に掘られた軍需工場跡。
空襲を避けて中島飛行機のエンジン部品を作るために掘られた。
この吉見百穴の地下
約直径3m。延べ延長1300m。
負けが込んで来た時に作るくらいだから、本格的な生産に入れずに終戦。
歴史は繰り返すというが、現代でもこんな地下トンネルで軍事活動している国がある。
人間の愚かしい行為は、いつまでも繰り返されるのだろうか?
トンネルの先には鉄格子。
さらにトンネルが続く。
最後は戦闘機の燃料まで尽きて、松の木の松ヤニを利用していたという時代。
勝ち目などあるはずもない。