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マァムの魔甲拳を鎧化した姿はめちゃくちゃ格好いいけど、マァム自身にはモヤッとする。ほんとその場の感情だけで行動しているんだなと。「あなたとは戦えない」ってアルビナスにどうしてほしかったの? 自分が犠牲になってあげる気もなく、ハドラーを救う方法を提示するでもなく、ただ共感したから戦いたくないというだけでは相手に響くわけがない。アルビナスが望みを叶えるにはマァムを倒すしかないんだから。マァムは説得のつもりだったようだけど説得になってない。ただのお願いだよ。アルビナスから見れば命乞いでしかない。
それに、これまでマァムが戦った相手だって、アルビナス同様、忠誠心や愛を持っていたかもしれない。大切なひとのために戦っていたかもしれない。でも躊躇いもせずに攻撃して倒してきたわけで。たまたま知ってしまったときだけ「あなたとは戦えない」となるのは想像力が欠如しているし、甘ったれたきれいごとにしか思えない。感情に流されて何のために戦っているのか忘れていたかと思うとビックリだよ…。
ヒュンケルの「慈愛の天使」にはむず痒くなる(笑)。ヒュンケルはマァムの愛がポップに向かうことを前提にしているようだけど、ヒュンケルに向かう可能性もあるよね。幸せになれ…というのはまだ早いんじゃないかな。