瑞原唯子のひとりごと

時をかける少女

2018年8月18日
時をかける少女。録画してあったのを見ました。実はDVD発売したときに買ってたんだけど、青春ものが苦手で封すら開けていないという(なぜ買った…)。いまもどこかにしまってあります。何度かテレビ放送したときも迷ったけど結局見なかった。で、今回ようやく見ました。うーん、話としては面白くないわけじゃないんだけど、主人公の手の届く範囲のことしか描かれてなくて物足りない感じ。その主人公である真琴の視野が狭いから、描かれる世界も必然的に狭くなる。個人的にどうも真琴が好きになれなくて見ていてイライラしてました。まわりの迷惑も他人の気持ちも顧みず、深く考えようともせずその場の感情だけで好き勝手やって、わーわー泣きじゃくって、快活でボーイッシュというよりまるで5歳の子供みたいな。タイムリープに関してだけじゃなく、町のひとにもぶつかりまくって迷惑かけっぱなしだし。まあ、考えが足りないだけで悪い子じゃないのはわかるんだけど…こういうのが好きなひともいるだろうし、好みの問題だとは思う。千昭のいた未来がいつごろなのか気になる。たぶん十年や二十年じゃなくて相当未来だよねぇ。川が地面を流れていないとか、野球も自転車もないとかさ。見に来たという絵画から考えると、その未来では大戦争で世界が終わろうとしている感じなのかなと。真琴につきあおうと言ったときは未来に帰る気はなかったんですかね。未来に帰ったのは自分がすべきことをしにいったってことかな。未来で待ってる、の真意ははっきりとはわからないけど、普通に会おうという意味じゃないよね。真琴が未来を変えるのを待ってる?? 余談ですが…この放送をやってた金曜ロードショーで、千昭の「未来で待ってる」を聞こうなんて企画をやってたけど、バルス企画といい、ほんとこういうネタバレ企画はいいかげんにしてくれよと思ったり。初見の人もいるんだぞ。やるにしてもこっそりネットでやってくれればいいのに、放送直前や放送中にばんばん案内するしさぁ。視聴率向上に必死になるのもわからないではないけど、数少ない地上波の映画枠なんだから映画に誠実であってほしい。

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