瑞原唯子のひとりごと

憂国のモリアーティ #22 犯人は二人


憂国のモリアーティ #22 犯人は二人。ミルヴァートンの屋敷にメアリー脅迫の証拠品を盗みに行く話。

俺には犯罪者の才能もある、っておまえがそれを言うのかシャーロック! と思ったら、盗みどころではなく殺人まで犯してしまったよ。びっくり。本当にジョンとメアリーのためにしたことなんですかね。彼がどういうつもりでいるのか今ひとつよくわからない。自首して今後どうなるのかも読めない。ウィリアムを自分の望むかたちで捕まえるとか言ってたけど、殺人という重罪を犯してしまったいまとなってはそんな資格はないんじゃ…。

シャーロックが犯罪卿の正体を知ったらどういう反応をするのか楽しみにしてた。俺は正直おまえじゃなきゃ嫌だった、おまえであってほしかったし、おまえでなきゃダメだった…ってなにこれめちゃくちゃ熱烈じゃないの。そしてウィリアムのほうもまた熱烈。これで間違いなく彼は僕のことを殺してくれるはず…ってもうね。二人がお互いに向ける思いが強烈すぎて…イイネ! こういうの大好きです! しかしこれルイスが嫉妬するんじゃないですかね(笑)。

ミルヴァートンは意外と小物だったな。えげつないことする悪趣味なやつだとは思ったけど、メディア王というわりにはひとりこそこそ動いてるし、詰めも甘い。せっかく立派な権力を持っているのに、あまり活かされていないのがもったいなかった。それに追い詰められたときに表情に出過ぎでは。シャーロックでなくても焦ってるというのはわかるぞ。

ジョンとメアリーとしてはつらいんじゃないかな。自分たちのためにシャーロックが人を殺してしまっただなんて。かえって結婚なんてできなくなってしまうのでは…。

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