瑞原唯子のひとりごと

フィギュアグランプリファイナル2018 男子シングルFS

2018年12月8日
フィギュアグランプリファイナル2018 男子シングルFS。きのうと同じくOperaでVPN設定をオンにしてISU公式を見ようとしたら、なぜか今日はダメだった。仕方ないので他のライストで見ました。みんなわりとミスがありましたね。キーガン・メッシングは転倒の仕方がすごくてひやっとした。ネイサンも最初のほうはどうしたのかと思ったけど、途中から調子が戻ってきた。最終滑走は宇野くん。見ているだけのわたしが心臓バクバクでどうにかなりそうだった。そして終わるころには泣いてた。演技直前は凪いだ表情をしていて読めなかったけど、やっぱりジャンプを見ると調子はよくなさそうで、そんな中でよくここまでやりきったと思って。ステップはなかなかとれなかったレベル4をとれてたし。表現はよくなってたと思う。演技後は宇野くん自身やりきったような表情をしていて、キスクラではほっとしたような笑顔も見せてくれて、こちらもほっとしました。プレカン終わりに宇野くんだけ記者に囲まれまくってたのはちょっとびっくりした。日本の記者が多かったってことでしょうか。夜にテレビ放送も見たけど、宇野くんの演技のときに解説の織田くんがずっと黙っていて、祈るような気持ちで見ていたのかな…? と勝手に思ってた。あとスケート靴のテープぐるぐる巻きがすごくて、靴の調子もよくなかったのかな…と思ったり。インタビューでの「期待に応えられなくて申し訳ない気持ち」「自分への慰めの言葉をかけるつもりはないです」「楽しんでばかりじゃいられない」という言葉には、グッと何かこみ上げるものがあった。そこまで自分を追い込むのが正しいのかどうか…でも成長しようともがいていることは確か。宇野くんは不器用だと思うし紆余曲折することもあるだろうけど、そうやって遠回りしつつもすこしずつ成長していくさまを、ひそかに見守っていきたい。ただ、休むことなく試合に出続け、21戦連続表彰台にのぼっているという実績は、わたしは立派なものだと思ってる。

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