瑞原唯子のひとりごと

『相棒 season 10』第3話「晩夏」

今回は女流歌人からの依頼。40年以上前に服毒自殺した婚約者の文箱に入っていた、青い小瓶の謎を解いてほしいと。完璧に探偵業ですな(笑)。

神戸君、なんだかんだいって右京さんについて行くんですよね。ていうか、右京さんてほんと神戸君を誘ってあげないんだもんな(笑)。誘わなくてもついてくると思っているのか、本当にいなくていいと思っているのか…まあ、いなくてもまったく支障はないでしょうけど。

「神戸君、意外に根気強い」って失礼なような気もするけど、右京さんに認められるってすごいことだよね。神戸君も内心は嬉しかったかな。素直に褒めてくれたら、素直に喜べたんだろうけど…って、右京さんがそんなに簡単に褒めないことは神戸君もわかってるよね。

42年前の真実。要するに師匠がどうしようもない身勝手なヘタレだったってことか。愛する人の婚約者を殺しておきながら、失うのが怖くて何もできないし何も言えない。彼女のためじゃなく、すべては自分のため。彼女を愛しているといいながら、彼女の幸せを考えずに、自分のことばかり考えてるって何だかなぁ。師匠としてはいいひとだったのかもしれないけど。

彼女も彼女で、もうちょっと想像力を働かせられなかったものか。歌人なのに。復讐を受け入れる覚悟なんじゃないかって、ちょっと考えれば思い至るはずなんだけど。なんで師匠は犯人じゃなかったって決めつけてるかな。ていうか、師匠も黙って復讐を受け入れるんじゃなくてさ、事実を述べて謝罪するとかしないと。結局は真実に向き合わず逃げてるだけじゃないか。

どっちもどっちでもにょもにょするなぁ。まあ、二人が幸せになるのもそれはそれであれだけど。

でも、婚約者を殺したのが師匠だとしたら嬉しい、と彼女が思えたのは、42年の月日が流れた今だからであって、殺して間もないころに告白されていたら受け入れられなかったんじゃないかな。42年のあいだに悲しい気持ちが薄れて、師匠を慕うようになっていったんだと思うから。

まったく関係のない話だけど、神戸君てたまきさんが店を畳んだことを知ってるのかな。一緒に映画を観に行った仲なのに、一言の伝言もなしだったら寂しすぎるよね。

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