「これが戦じゃ…この世で最も愚かで醜い人の所業じゃ」にズシッときた。戦はいつだって残酷で非道なもの。家康はそれを幾度となく目の当たりにしてきたもんな。
主君たるもの身内を守るために多くのものを死なせてはならない…というのは理想だけど、それがわかっていても迷いなく実行できるひとは多くないのかも。家康も若いころは悩んだり泣いたりしてた。いまは地獄を背負ってあの世へ行く覚悟を決めているから揺らがないんだろうけど。
そして千姫はつらい立場。血気盛んな豊臣勢の前に立たされるのなんて針のむしろもいいところ。秀頼の妻だから仕方ないのかな。もしかしたら茶々が憎き徳川の姫だからいびってるんじゃないかと思ったけど…最後は助けようとした? 千姫のことは嫁として身内として認めていたんですかね。
信雄はまだ生きてたんだ。長久手の戦いを自分の手柄みたいに話してたので、おい! と思ったけど、家康に受けた恩を忘れたわけじゃないようでよかった。でも最も得意とする兵法は不発だったな…。
守綱のシーンはちょっと和んだ。おまえがよく礼儀を語れたね…笑。