ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第9話「ひとかけらの勇気」。ダイは最初から勇者の資質を持っていて主人公としての魅力があるんだけど、共感するのはポップなんだよな。アバンの使徒にもかかわらず心の弱さがあって普通の人間らしいというか。そういうひとが葛藤しながらも勇気を持って戦いにいく姿には胸が熱くなる。そして未熟ながらもダイを信じてきっちりとサポートの役割を果たすのがいい。
できれば死にたくないけど、仲間を見殺しにしてぬくぬくと生きるのは死ぬよりかっこわるい。ポップのプライドの話は、もともと誇りを重んじていたのに勝つためにそれを捨てたクロコダインだからこそ刺さったんだろうね。きっとザボエラには何を言ってもまったく響かない。