瑞原唯子のひとりごと

ツルネ -つながりの一射- 第十話「勝手な夜明け」


二階堂が愁や湊を敵視していることをまわりも気付いているのに、湊本人がまったく気付いていないというのがすごいな。二年も同じ部活にいたのに。ことあるごとに嫌みたらしいことを言われてたと思うけど、まったく通じてなかったんだろうね。それどころかキラキラした目で慕ってくるというね。二階堂からしたらそこも腹立たしかったんじゃないかな。

しかし敵視されていると知ってからも、まったく意に介さずガンガン褒めまくるあたり、湊のメンタルどうなってんだ。あまりにもまっすぐな賛辞の数々は聞いてるほうが恥ずかしくなる。そして二階堂としては知ったふうなことを言われて頭にきただろうな。よりによって敵視している湊に言われたからなおさら。

二階堂は湊が早気になったことは知らなかったのか。知らなかったら確かに挫折とか何もなさそうには見えるよな。まっすぐすぎるし曇りもなさすぎるもの。挫折を経験してもそういられるあたりはある意味で才能なのかも。しかし「挫折したことならあります」と言わずに「裏切られたことならありますよ、自分にですけど」と言うのはちょっとうざい。

病院から戻ってきてからの二階堂がちょっとかわいい。泣きはらした目元とか、湊と目が合ってツンと顔をそむけるあたりとか…病院で泣きじゃくったところを見られちゃったからね。そりゃ恥ずかしいよね。こういう素直な態度を見せるようになったのは進展かな。

不破さんいいひと! 那須与一になりきるという話を聞いたときにはちょっと笑ってしまったけど、きちんと聞くとなるほどと思わされる。そしてそういう話をライバルである風舞にしてあげるあたりいいひと。そして二階堂に対してもいろいろ気遣ってる感じがいいひと。これから二階堂を支えてくれそう。

西園寺先生が実際どう考えているのかはわからないけど、普通、弓を極めようとしている本気の大人とまだ初めてまもない子供を同列には考えられないよね。本気の弟子をとるのは難しくても子供ならまだ教えられると思っても不思議ではない。幼かった二階堂が裏切りだと思ってしまうのは仕方ないけど。

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