ワンピースは原作もアニメも見てなくて、ワンピース・オン・アイス(アラバスタ編)しか知らない人間だけど、普通に楽しめました。ただあまりにもAdo成分が高かったような気がする。歌い出すとウタではなくAdoだなと感じてしまって、ちょっと現実に引き戻されるというか…。でも面白いのは面白かったです。これワンピース・オン・アイスにしても面白いんじゃないかな。
ウタは歌姫かと思ったら新世界の神だった。夢の世界に閉じ込めることがみんなの幸せだと心から信じていて、そのために自分の命まで犠牲にしようとしていたあたり、ナチュラルに狂ってるなと思った。それを望むひとだけに提供するなら悪い話ではないのかもしれないけど、個々人のさまざまな望みを否定して強制的に夢の世界を押しつけるあたり独善的。とはいえ彼女なりの贖罪だったのかなとも思う。
ウタがこうなったのはシャンクスの責任も大きいような。シャンクスとしてはウタのために自分たちが悪者になろうとしたわけで、恨まれることは覚悟してたんだろうけどさ。ウタの心をどれほど傷つけるかまでは考えが至らなかったのか。あんなところに何も言わずひとり置き去りにするのが正しかったとは思えない。真実を知ってしまったときもたったひとりだったんだよね…。
コナンクラスタとしてはシャンクスが赤井秀一にしか聞こえなくて、喋るたびに雑念が出てきてしまう笑。そういえばここでも「赤」なんだなぁ。