憂国のモリアーティ #20 ロンドンの騎士 第二幕。平等な社会の実現のために活動する庶民院の若手議員・ホワイトリーの話。
思ったよりもずっとえげつない展開になってしまってつらい。ホワイトリーは預かった不正の証拠を活用して裏取引を試みたり、自分にできることをせいいっぱい頑張っていたと思うけど、相手が悪すぎた。ミルヴァートン。メディア王として力を持っているうえにやることがえげつなさすぎ。趣味も悪すぎ。目的のためには手段を選ばないというより悪事そのものを楽しんでいて。純粋悪ミルヴァートン VS 必要悪モリアーティ…という構図になるのか。
最後にホワイトリーを刺した犯罪卿は、姿も声もめっちゃウィリアムのまんまだったけど、あれまわりのひとたちにバレてないんですかね。面識のあるひとだったらすぐにわかってしまいそうな。せめて顔と髪くらいは隠したほうがよかったんじゃ…。