津市市民活動センターの活動日誌

津市市民活動センターは、三重県津市を中心に活動しているNPOや市民活動団体の支援を行う、市民活動の中間支援センターです。

ユニバーサル日本語

2006-01-08 | 雑記
みなさん、おめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?

寒さに弱い私は、年末年始は冬眠しておりましたが、そうそう眠ってばかりもいられない!ということで、昨日「新春セミナー~多文化共生社会とことば」というセミナーに行ってきました。

そこで、講師のひとりである森由紀先生からお聞きしたことばが「ユニバーサル日本語(万人向け日本語)」 

ユニバーサルデザインの概念は、誰にでも使える(モノ)から、誰にでも暮らしやすい(環境)へと広がっているのだそうです。
そのなかで出てきた概念が、ユニバーサル日本語。

どういうことかと言うと、日本語がまだあまりうまくない外国人にもわかるような日本語を使って、情報を提供しよう、コミュニケーションをとろう、ということです。

「日本語があまりうまくない外国人にもわかる日本語」とは、

漢語を使わずに、和語を使う(×使用します ○使います)、
1文の長さを短くする、
短いポーズを入れる、
複雑な連体修飾節を避ける(×あそこにすわっている髪が長くて、めがねをかけている男の人)
漢字にはふりがなを付ける、
イラストや図を添える

・・・などです。

特に行政が出しているさまざまなガイド(生活ガイド、防災ガイドなど)をユニバーサル日本語を使うことによって、外国人に情報が伝わりやすくなることが期待できます。

津市市民活動センターも、ひろく市民に情報を発信するところですので、わかりやすい日本語を使って、掲示をつくったり、ニュースレターをつくったりすることが必要となります(←私がセンターで働き始めた頃、堅い文章しか書けず、いろんな方面から注意を受けたものです。)。

津市市民活動センターは、外国人の方も利用されますので、ますますわかりやすい日本語を使って情報発信をしていく大切さを再認識しました。

またユニバーサル日本語は、もちろん会話においても、適用できます。
みなさんも近くにいる外国人にユニバーサル日本語を使ってコミュニケーションをとってください。
きっと前よりも、コミュニケーションの度合いがアップして、親しくなれるはずですよ!

カオル
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