日中韓首脳会議 アジア連携もがんばらないと

安倍総理大臣は中国を訪問するため羽田空港を出発しました。日中韓首脳会議に出席するほか、ムンジェイン大統領や習近平国家主席と個別に会談する予定です。

「環境としては厳しい状況にありますが、東アジアの安全保障環境を考えれば、日米間に間の連携が重要であると、日韓関係を健全なものにするために、韓国側に行動とってもらいたい、きっかけを作ってもらいたい」と。

日韓関係悪化のきっかけとなった元徴用工訴訟の問題

安倍総理とムン大統領との正式な首脳会談はおよそ1年3ヶ月ぶりです。会談で安倍総理は日韓関係悪化のきっかけとなった所謂元徴用工訴訟の問題について、「1965年の日韓請求権協定に基づいて改めて伝え、日本企業に実害が出ないよう対応を求める」方針です。

トップ同士の階段を通じて関係改善に繋がるかどうかが焦点です


また習近平国家主席、李克強首相とも相次いで会談する予定で、来年春の習主席の来日を成功させるため、日中関係の協力と発展について意見交換する予定です。一方、日中韓サミットでは北朝鮮の非核化や拉致問題の解決に向けて協力を確認したい考えです。

東アジアの連携が重要　いがみ合っている場合ではない

欧州が毎月のようにトップが顔を合わせている。アジアも協力しないと勝てない。