チャカ・カーン(Chaka Khan、本名:キャロルイヴェットマリースティーブンス (Yvette Marie Stevens)1953年3月23日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州出身の女性R&B歌手。
驚異的な歌唱力で1970-80年代にR&Bの女王と呼ばれ、以降も精力的に活動。非常にアクティヴな性格で、レコーディングの際、アレンジが気に入らないと、殴りあうこともあったらしい。ホイットニー・ヒューストン、メアリー・J・ブライジなど、多くの女性歌手に多大な影響を与えた。女性歌手ではアレサ・フランクリンと共にR&Bを代表する存在と言われる。
芸名のChakaはアフリカの言語で「炎」「赤い」という意味。本来は「シャカ」と発音するのが正しいようだが日本では「チャカ」で通っている。Khanは最初の夫の姓。 【略歴 】バイオグラフィー
芸名のChakaはアフリカの言語で「炎」「赤い」という意味。Khanは最初の夫の姓。
実弟に、シンガーのMark Stevens、実妹に、シンガーのTaka Booneがいる。
1973年、ファンクバンドRufus(ルーファス)のボーカルとしてデビュー。翌年スティーヴィー・ワンダーが提供した「Tell Me Something Good」が大ヒットし、以降もヒットを連発した。
Tell Me Something Good
Tell Me Something Good (with Longer Fadeu) [Live] - Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1
1978年には名プロデューサーArif Mardinの元でソロデビュー。デビュー曲「I'm Every Woman」はホイットニー・ヒューストンがカバーしたことで有名。1982年にはRufusが解散してソロに専念する。
Chaka Khan ~ I'm Every Woman
1I'm Every Woman - Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1
1984年にプリンスのカバー「I Feel For You」が大ヒット(全米3位)。ラッパーを起用したヒップホップの先駆けとなる先進的なサウンドで、80年代の名曲に挙げられることが多い。
Chaka Khan "I feel for You" live
I Feel for You - I Feel for You
1980年代後半以降は商業的に不遇だが、1989年発表のクインシー・ジョーンズプロデュースでレイ・チャールズとのデュエット曲「I'll Be Good To You」がR&Bチャート1位のヒットになり、1992年のアルバム「The Woman I Am」はグラミー賞を獲得している。
Quincy Jones, Ray Charles & Chaka Khan - I'll Be Good To You
I'll Be Good to You - Back On the Block
【略歴】 バイオグラフィー
Facts of Love(さびの部分木村拓哉出演のトヨタ・・)
The Woman I Am (Chaka Khan)
R&Bのみならず様々なジャンルをこなす音楽性の幅広さで知られ、近年はジャズ歌手としても高く評価されている。1980年代末にはマイルス・デイヴィスと度々共演した。
Chaka Khan " What's Going On
Chaka Khan - Disrespectful
Disrespectful (feat. Mary J. Blige) - Girlfriends (The Soundtrack)
現在でも若い頃と変わらない声量やハイトーンボイスを保ち、リリースは少ないが、多数のアーティストの作品に客演したり、精力的なライブ活動を続けている。
David Foster & Friends - Chaka Khan - Through the Fire
"I'm Every Woman" - Chaka Khan, David Foster, & Friends