国内初の害虫を確認=北海道のジャガイモで―農水省
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6171277
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000116-jij-pol
国内初の害虫を確認=北海道のジャガイモで―農水省
時事通信 8月19日(水)18時39分配信
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農林水産省は19日、北海道網走市の畑でジャガイモ生産に大きな被害をもたらす病害虫「ジャガイモシロシストセンチュウ」を確認したと発表した。
国内での確認は初めて。害虫が付着したジャガイモを食べても人体に影響はないが、根に寄生し養分を吸い取るため、広がれば、収穫量が大きく減る恐れがある。
農水省は同日、北海道庁に土壌の移動防止などの対策を徹底するよう要請。発生範囲を特定する調査を開始した。北海道産の種イモは、植物検疫で害虫が付着していないことを確認している。8月上旬に農家から報告を受け、農水省が植物防疫官を派遣し調べていた。発生経緯などは不明。
この病害虫は北海道など国内の一部で確認されている「ジャガイモシストセンチュウ」に似ており、土壌を介して広がる。ロシアや欧州、米国などに分布し、抱卵した雌が球状に固まると、乾燥や低温に強くなり根絶が難しい。
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最終更新:8月19日(水)19時59分
時事通信
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関連ニュース
<ジャガイモ>新たな害虫 北海道で国内初確認 毎日新聞 22時2分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000101-mai-soci
国内未確認のジャガイモ害虫、北海道でみつかる 朝日新聞デジタル 20時22分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000045-asahi-soci
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「感染症」をもたらす虫を根絶できる? 蚊を大量生産して放つ『不妊虫放飼法』って何?
Mocosuku Woman 8月12日(水)21時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150812-00010008-mocosuku-hlth
昨年夏、国内で約70年ぶりの感染者が確認された「デング熱」。このとき、感染の中心となった場所が東京の都心にある公園だったことから、東京都では蚊の発生シーズン前の6月を「蚊の発生防止強化月間」と定め、「たまり水をなくす」など、蚊の発生防止を呼びかけるキャンペーンをおこなっていました。また、デング熱への感染は、お隣の中国でも深刻な問題となっており、中国では昨年のデング熱患者は4万7千人にも上ったそうです。そこで、こうした感染症を根本的に解決する、ある対策がとられ始めました。ご紹介しましょう。
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◆じつは日本でもおこなわれていた「不妊虫放飼法」
中国がデング熱のウイルスを媒介する蚊の発生予防のために採用したのが、広東省にある世界最大の「蚊の生産工場」で特殊な蚊を大量に作り出す方法です。まず、ウイルスがない蚊を大量に繁殖させ、放射線によって不妊化させたうえで、デング熱患者が集中している同地に毎週100万匹のペースで放つのです。不妊虫と交尾した野生虫が産む卵はふ化しないので、次世代は育ちません。これを繰り返す事で根絶を目指す、というもの。
じつはこれ、「不妊虫放飼法」といわれる害虫の防除法で、かつて沖縄においてもこの方法で、ウリ科など100種以上の食物に害をもたらしていたウリミバエの根絶に成功しています。今日、ゴーヤなど沖縄産の野菜や果物が全国に流通できるようになったのは、この大規模な根絶作戦のおかげなのです。
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◆殺虫剤や農薬を使わずに済む
この「不妊虫放飼法」は、簡単にいうと、不妊虫を放つことで野生虫同士の繁殖の機会を減らし、徐々に害虫の個体数を減らしていくというもの。「放飼法」は殺虫剤や農薬を使うわけではないので、農作物や人体への影響がすくない防除法といわれています。
中国で、この「放飼法」が採用されている理由として、中国の蚊は殺虫剤への耐性が強く、薬による駆除が期待できないことがあげられていますが、逆にいえば、こうした「強い蚊」を殺せるほどの殺虫剤は、人体にも影響を与える可能性があるといえるでしょう。
日本はまだそこまで深刻な状況には至っておらず、幸い蚊の攻撃から身を守るための虫除けや蚊取り線香選びには、身体に安心な天然成分主体のものを選べる状況です。
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次ページは:◆「遺伝子組換え」によって根絶する方法も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150812-00010008-mocosuku-hlth&p=2
◆「遺伝子組換え」によって根絶する方法も
また、蚊の根絶には、「遺伝子組み換え」の方法が、以前からイギリスの企業やロンドン大学などで研究されています。特定の抗生物質がなければ幼虫から成虫になれない蚊や、オスしか生まれないように操作した蚊を作り出す事によって、根絶を目指すというものです。
しかし、「生物の遺伝子を人間が操作する」という倫理面の問題に加えて、特定の種類の蚊が絶滅することによって、別種の生物が急激に増殖するような「生態系への影響」や、遺伝子を組み替えても環境に適応する「より強力な種」の誕生なども懸念されています。
蚊が媒介する感染症として厚労省が警戒しているものには「デング熱」のほかに、「マラリア」や「チクングニア熱」「ウエストナイルウイルス熱・脳炎」などがあります。蚊のほかにもウイルスを媒介する虫や動物は多数挙げられていますが、「人間に害をもたらすため共存が難しい生物」への対策には、まだいろいろな課題が残されているのが実状なのです。
井澤佑治(いざわ・ゆうじ) 舞踏家/ダンサー。通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。
参考
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index.html
(厚生労働省 動物由来感染症)
http://www.pref.okinawa.jp/mibae/mibae/mibae02.html
(沖縄県 病害虫防除技術センター)
http://biz-journal.jp/2014/09/post_5904.html
(蚊の遺伝子操作について ビジネスジャーナル)
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Mocosuku編集部
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農水省は同日、北海道庁に土壌の移動防止などの対策を徹底するよう要請。発生範囲を特定する調査を開始した。北海道産の種イモは、植物検疫で害虫が付着していないことを確認している。8月上旬に農家から報告を受け、農水省が植物防疫官を派遣し調べていた。発生経緯などは不明。
この病害虫は北海道など国内の一部で確認されている「ジャガイモシストセンチュウ」に似ており、土壌を介して広がる。ロシアや欧州、米国などに分布し、抱卵した雌が球状に固まると、乾燥や低温に強くなり根絶が難しい。
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時事通信
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<ジャガイモ>新たな害虫 北海道で国内初確認 毎日新聞 22時2分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000101-mai-soci
国内未確認のジャガイモ害虫、北海道でみつかる 朝日新聞デジタル 20時22分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000045-asahi-soci
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「感染症」をもたらす虫を根絶できる? 蚊を大量生産して放つ『不妊虫放飼法』って何?
Mocosuku Woman 8月12日(水)21時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150812-00010008-mocosuku-hlth
昨年夏、国内で約70年ぶりの感染者が確認された「デング熱」。このとき、感染の中心となった場所が東京の都心にある公園だったことから、東京都では蚊の発生シーズン前の6月を「蚊の発生防止強化月間」と定め、「たまり水をなくす」など、蚊の発生防止を呼びかけるキャンペーンをおこなっていました。また、デング熱への感染は、お隣の中国でも深刻な問題となっており、中国では昨年のデング熱患者は4万7千人にも上ったそうです。そこで、こうした感染症を根本的に解決する、ある対策がとられ始めました。ご紹介しましょう。
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◆じつは日本でもおこなわれていた「不妊虫放飼法」
中国がデング熱のウイルスを媒介する蚊の発生予防のために採用したのが、広東省にある世界最大の「蚊の生産工場」で特殊な蚊を大量に作り出す方法です。まず、ウイルスがない蚊を大量に繁殖させ、放射線によって不妊化させたうえで、デング熱患者が集中している同地に毎週100万匹のペースで放つのです。不妊虫と交尾した野生虫が産む卵はふ化しないので、次世代は育ちません。これを繰り返す事で根絶を目指す、というもの。
じつはこれ、「不妊虫放飼法」といわれる害虫の防除法で、かつて沖縄においてもこの方法で、ウリ科など100種以上の食物に害をもたらしていたウリミバエの根絶に成功しています。今日、ゴーヤなど沖縄産の野菜や果物が全国に流通できるようになったのは、この大規模な根絶作戦のおかげなのです。
.
◆殺虫剤や農薬を使わずに済む
この「不妊虫放飼法」は、簡単にいうと、不妊虫を放つことで野生虫同士の繁殖の機会を減らし、徐々に害虫の個体数を減らしていくというもの。「放飼法」は殺虫剤や農薬を使うわけではないので、農作物や人体への影響がすくない防除法といわれています。
中国で、この「放飼法」が採用されている理由として、中国の蚊は殺虫剤への耐性が強く、薬による駆除が期待できないことがあげられていますが、逆にいえば、こうした「強い蚊」を殺せるほどの殺虫剤は、人体にも影響を与える可能性があるといえるでしょう。
日本はまだそこまで深刻な状況には至っておらず、幸い蚊の攻撃から身を守るための虫除けや蚊取り線香選びには、身体に安心な天然成分主体のものを選べる状況です。
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また、蚊の根絶には、「遺伝子組み換え」の方法が、以前からイギリスの企業やロンドン大学などで研究されています。特定の抗生物質がなければ幼虫から成虫になれない蚊や、オスしか生まれないように操作した蚊を作り出す事によって、根絶を目指すというものです。
しかし、「生物の遺伝子を人間が操作する」という倫理面の問題に加えて、特定の種類の蚊が絶滅することによって、別種の生物が急激に増殖するような「生態系への影響」や、遺伝子を組み替えても環境に適応する「より強力な種」の誕生なども懸念されています。
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井澤佑治(いざわ・ゆうじ) 舞踏家/ダンサー。通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。
参考
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index.html
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http://www.pref.okinawa.jp/mibae/mibae/mibae02.html
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Mocosuku編集部