先月、熊本県内に大雨の特別警報が出た。
それから1ヶ月。
NHKの熊本県内向けニュースは、ずっとこの話題ばかり。
合間に新型コロナ関連のニュースが挟まるくらい。
梅雨明けはしたが、梅雨明けまでは晴れたかと思えばまた雨、大雨という繰り返しで、なかなか復旧作業も進まなかったようだ。
ボランティアも県内在住者に限られているのもあり、人も集まらない。
被災地周辺の道路事情もあり、被害のなかった市や町が無料でボランティアバスを出している。
これも、新型コロナの感染拡大防止のために人をたくさん乗せられないというところがジレンマ。
それにしても。
よく見かける論調に、「川辺川ダムを拒否し続けた県民と、それを中止した県知事、当時の政権の所為」という他県在住らしき人の書き込みを見るとゲンナリする。
本当に必要だ!と本気で思っていたら、強行突破するでしょう。
実際、強硬に反対している人を押しのけて作られたダムもある。
そのダム関連でも今回被害出たけどね。
40年以上放置されていた計画が、あの時点で本当に必要だったのかと問われると疑問。
それからもう一つ。
川辺川ダムを凍結させた蒲島知事だが、蒲島さんが初当選したときの候補者、蒲島さんだけが川辺川ダムに関しては保留、
残りの候補者は全員「反対」の姿勢だった。
つまり我々には「賛成」の立場の人を選ぶとしたら蒲島さんしかいなかったわけ。
自業自得と言われても困る!!